いつもお世話になっているユング君のサイトで先日フランツ・コンヴィチュニーがライプチヒ・ゲバントハウス管弦楽団を指揮して1960年ころに録音されたベートーヴェンの交響曲全集がアップされた。
6番「田園」はかつてダイヤモンドシリーズという1000円LPで出たときに買った愛聴盤と同じ録音である。この今から50年以上前に録音されたベートーヴェンの数々を聴いてびっくり。時代はすでにステレオだが、録音は素晴らしく良いもので、弦楽器の艶も感じる。それよりも、スタジオ録音なのに、ライブのような緊張感と生き生きした音楽が生まれている。CDのセットでもあれば間違いなく買いだ。飾るところのない誠実な演奏だが、それが曲想にあっている。揺るぎのない自信に満ちた演奏だ。
週刊朝日編集部 司馬遼太郎の幕末維新Ⅲ 「翔ぶが如く」「最後の将軍」「胡蝶の夢」の世界 朝日文庫/読了・・・・・・西郷隆盛、徳川慶喜、松本良順と司馬凌海にスポットを当てた一冊。時代によって人の評価が変わってしまうことか多いが、そのような変遷を受けた各氏である。司馬遼太郎の作品を思い返しながら読んだ。
昨日は昼から八尾であったコンサートのため、近鉄に乗車した。乗車ついでに撮影するのは恒例になっているので、短い時間ながら効率を考え今里駅でホームに降り立った。12600系+12200系の8連特急。
この日は5100系が普通に充当されているという贅沢な配車だったが、撮りはじめて間もないころだったので、一枚撮影するだけで見送ることとした。このほかにも、各種車両がゴマンとバンバンやってきたので、12200系を始めとする特急と前パン車を撃墜していった。
八尾へ行く途中、弥刀駅で停車し通過列車の待ち合わせという。何かと思っていると12200系がやってきたので、急いでホーム端まで行って後ろ姿を激写。背景の緑も映えていい雰囲気となった。
本日は午前中の野暮用が思いのほか早く終わったので、近鉄沿線へ出かけて撮影していた。その後昼から八尾のプリズムホールで開催されたオーケストラ・アンサンブル・フォルツァの第16回定期演奏会へ足を向けた。今里駅での12200系特急。
プログラムは、いずれも団内指揮者の大塚氏によるリストの交響詩「祭典の響き」、菊氏によるショスタコーヴィチの交響曲第9番、そして、松永氏によるブラームスの交響曲第1番という充実したもの。リストは初めて聴く曲だが響きを大切にした秀演。ショスタコーヴィチはゆったりとしたテンポで、この曲の内面に迫る好演。各楽章の意味合いをじっくりと聞かせた。
休憩の後のブラームス。出だしをこの早めのテンポで始めると、こんなに曲想が変わるのかと目からうろこの名演奏。これだからアマオケは素晴らしい。全体にテンポは速めで、さわやかな青空の広がる印象をもたらしたブラームスだった。写真は背景にプリズムホールを入れた一枚。車掌がきっちり後方確認していて気持ち良い。阪急はしっかり遂行するが近鉄ではめったに実行しない行為だ。
週刊朝日編集部 司馬遼太郎の戦国Ⅱ 「梟の城」「功名が辻」「馬上少年過ぐ」の世界 朝日文庫/読了・・・・・・司馬遼太郎が小説で作り上げた葛籠重蔵というキャラクターのほか、山内一豊、伊達正宗に加え、タイトルにはないが「箱根の坂」の北条早雲にひかりを当てた一冊。司馬の選んだ歴史上の人物が生き生きと踊っている。ただ、NHKのドラマによって注目されるかどうかということで解析している点は不要かも。
本日は朝から京都駅に赴いた。ホームに降りると、今では何とも時代がかった車両があそこにもここにも見えた。京都駅には湖西線、奈良線が入り込んでいるからだけど、阪神間からこれらの車両が遠のいてからもう何年経ってしまったことか。回送の117系、文字が大きい。
湖西線の113系。なんとも目立たない塗装の車両で美的感覚のかけらも感じさせない。かつてJRの車両群を代表する形式だったが、こんな塗装にしてしまう志向性にはJRの意匠担当職員の才能を感じない。
そして、奈良線を下る103系。もともとモノトーンの色調で登場した車両なので違和感はないものの、車両の洗浄回数を減らされているのか、薄汚れた姿態をさらしており、滅亡への道をわざと歩ませているかのよう。国鉄末期に見られた汚い車両のようで、JRにおいても車両を大切にする心が失われているのだろうか。
大阪駅まで戻ってきたら、後追いで183系のこうのとりがやってきた。これも絶滅危惧種であり、とりあえずカメラに収めておいた。
連休も終わって、特に話題もないので、かつて行った博多の街の思い出の味を貼っておこう。
中洲の有名店でいただいたフグとイカ刺しである。
フグはテッサと鍋。鍋は隣のテーブルで作ったものを運んでくれるという贅沢さ。
イカは活造りと余ったゲソは後で天麩羅にしてもらった。
食事の後、お決まりのように名物の中洲の屋台を冷やかしに行ったが、ご覧のような混み具合で、敬遠したのか、埋没したのか・・・・・・この時は苦楽園老松町さんとご一緒させていただいたが、そのあたりになるともう記憶の外になっている。
福田紀一 おやじの国史とむすこの日本史 中公文庫/読了・・・・・・今から35年前に刊行された名著の復活。単に高校日本史の教師が書いたという以上にインパクトを与えた一冊。長い月日を経ても本書の語る歴史というものへのアプローチの仕方は今も古くない。それだけ普遍性のある著作だし、語られる日本の危惧は今や実体化し、われわれに迫ってくる。
昨年封切られた映画「阪急電車」がテレビで放送された。映画館へ見に行く機会はなかったが、この放送は唐突にやってきた。とは言うものの、とりあえず録画しておいた。
映画を見始めると、すぐに奇妙な関西弁(気持ち悪~い)が聞こえてきたので、もうストーリーは敬遠し、消音で早送りにして3000系阪急電車の映像だけを追いかけた。
そうすると、ストーリーの適度な合間に電車が登場してきて、これはムソルグスキーの「展覧会の絵」のプロムナードだと思ったが、これがわかっていただけるご常連は、苦楽園老松町さん、弘前りんごさん、オーボエ工務店さん・・・・・くらいかなぁ。トラさん、見てるかなぁ?
さて、肝心の映画であるが、内容よりも背景がどこが映っているのかが気になり、すっかり目が疲れてしもうた。
昨夜はご近所のオーボエ工務店さんのお誘いで、三宮駅前にあるPIAジュリアンというイタリアンへ行った。
ここではディナータイムに2回のクラシックライブがあり、昨日はヴァイオリンとピアノで、「春」にちなんだ曲目を中心に演奏された。
この店の窓際に席を取ったのだが、窓の外はJR三宮駅を真下に見下ろす絶景のポジションで、行きかう阪急電車、JR車両も堪能した。
このように鉄道を見ながら食事できるところってなかなか貴重だ。
ここは、弊ブログ「鉄道の旅 音楽の旅」を一ヶ所に凝縮したようなお店で、お連れいただいたオーボエ工務店さんには感謝、感謝。
連休中もなかなか冴えない天気が続いて気分も湿っていたが、こういう機会を得られて大いなる収穫となった。
連休後半も2日目となり、ドライブ&ランチの連続となった。本日は苦楽園口の回転すし「ぼて」でお得な「春のランチ」をいただき、帰りに初めて国道2号にできたパンのビゴへ立ち寄ったが特に買いたいと思わせるものもなく、退散した次第である。
さて、その後、得意のBOOKOFFでCDを見たところ、宝の山にぶつかった。以下、その収穫。
いつもの通り1枚(1セット)250円なり。
ブラームス 交響曲全集 ワインガルトナー ロンドンフィル 1938年
ブルックナー 交響曲第3番 シューリヒト ウィーンフィル 1965年
ブルックナー 交響曲第9番 ショルティ シカゴ響 1985年
シューマン 交響曲第3番 1960年 & ブラームス 交響曲第4番 1962年 以上シューリヒト指揮シュトゥットガルト放送響、バイエルン放送響
バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲 エネスコ 1940年
ナタン・ミルシティン ラストリサイタル ベートーヴェン クロイツェルソナタ他 1986年
今夜はお知り合いのオーボエ工務店さんとなにやらヴァイオリンとピアノを聴きながら一杯やるために、これから出撃である。さて、どういうことが待っているやら。
今、ミルシティンを聴きながら書いているが何とも素晴らしい。これがラストリサイタルとは惜しいことだ。
GW後半に入ったものの、天候がさっぱりだし、阪神タイガースも相変わらずふがいない。ということで掲示板に貼ったように、ちょいと高級ランチタイムを過ごす程度のことしかなかった本日である。
http://www.ustream.tv/channel/monsterx-live%E3%83%87%E3%83%A2%E9%85%8D%E4%BF%A1
さて、本日は秋葉原の京浜東北線と山手線のUSTREAMの配信による鮮明画像である。これほどのくっきりした映像は他の鉄道ライブカメラでは見当たらない。惜しむらくはやってくる電車がいつも同じことだ。
先に書いたように「彩雲」を見た阪急京都線の東向日駅で、しばらく撮影した。早速やってきた天下茶屋行き準急の8300系。手前の建物が目障りだが、パンタが抜けるポジションがある。
ここは京都線で唯一プラットホームが北から北西方向に向いているので、正午前においても梅田方面行の車両を前パンで撮れる。行先表示がデカ文字の5300系準急。
プラットホームの幅が広いので、端っこによると、河原町方面の電車もこのように無理やり縮めないでも撮ることができる。嵐山行の直通特急「とげつ」。まぁ、そこまで無理することはないけど。
本日は本来ならばお〇事だったが、野暮用があって休暇を取った。天気もはっきりしないし、冴えない5月のスタートとなってしまったようだ。彩雲を見たことだし、これを吉兆と考えたい。

下に書いたように、彩雲を見た後、北山の京都コンサートホール、アンサンブルムラタホールで開催されたカンマーフィルハーモニー京都の第3回定期演奏会を聴いた。ご招待をいただいたし、お知り合いのオーボエ娘も出演という。午前中に撮った西京極での京とれいん。

コンサートは神岡浩平の指揮、小編成のオケながら分厚い響きのワーグナー・マイスタージンガー前奏曲で始まった。その後、新進気鋭の歌手たちによるロッシーニ、モーツァルト、ドニゼッティのオペラのアリアが披露された。4人出演したが、中道友香と中山知明という人が出色の出来。初めて行ったムラタホールの様子。

休憩ののち、季節柄ということもあり、シューマンの交響曲第1番「春」が演奏された。全体に速めのテンポでぐいぐい押すのはいいけれど、シューマンの音楽にある、音符の間に満ちている香りというか匂いというか、そういう空気感までふっ飛んでしまったようだ。オケのメンバーは頑張っていたが、指揮者は一本調子ではなく、シューマンはもう少し揺れる音楽作りであってもいい。
先日の京阪石山坂本線の続き。

浜大津の辺りはその周辺の街の落ち着いた風情とは異なり、かなり繁華な空気も流れている。古くから商う老舗も多くある一方、路地裏には場末の湿った土と水たまりのあるスナック街もある。
そこには京都市の地下鉄を経由してくる京津線の大型車両が路面を滑るようにやってくる。
タイミングよく信号待ちの間に遮る自動車はやってこなかった。
記念のHMを付けてしずしずと走り去った。
森まゆみ 女三人のシベリア鉄道 集英社文庫/読了・・・・・・与謝野晶子、宮本百合子、林芙美子という明治の女傑がさまざまの理由で旅をしたシベリア鉄道をたどり、その思いを馳せるという一冊。著者は旅をしながら、当時の三人の著作からの引用など並べて展開するが、シベリア鉄道自体の様子については客観的な内容が乏しく、わざわざシベリア鉄道に乗る必要があったかのかどうか。

本日はせっかくの好天だったのに、朝早くと昼から野暮用があったため、その間の移動時間しか利用できず、移動に利用した阪神を撮影しただけである。しかし、毎日利用しているからなんだが、阪神電車をまとめて撮影したのも久しぶりと言えばそうなる。今や貴重な阪神顔として残る5000系、今津です。

本日は今津の後、定番の出屋敷でも撮影した。桜のシーズンが終わって、これからは新緑鉄となるが、阪神電車の区間はほとんどが高架なので、緑とのコラボも少なく残念だ。好みの9000系。

時間の関係から、最後に野田で一本撮影しようと思ったら山陽特急がやってきた。このとき「また山陽特急かい」とか悪口言うと呪われる恐れがあるので、そういうのはやめた次第である。そやけど書いたらあかんかなぁ。

高田郁 夏天の虹 みおつくし料理帖 ハルキ文庫/読了・・・・・・シリーズみおつくし料理帖の7冊目。数奇な運命に翻弄される主人公にずいぶん肩入れしながら読むもんだから、かなり疲れた。それだけ筆致も上々。しばらく江戸時代に行っておりました。なにせ、文庫書き下ろしなので、展開を知るには次ぎを待たねばならない。
ぬるま湯の中にいるような心地よさの空気の中を歩いて、日本センチュリー交響楽団の第170回定期演奏会を聴くために福島のザ・シンフォニーホールへ向かった。本日は小泉和裕の指揮でベートーヴェンの交響曲第1番とオルフの大曲「カルミナ・ブラーナ」である。
ベートーヴェンは少し重たいリズムだったがしっかりとした展開で進み、気品の高さが感じられる充実した演奏。ニコリンのフルートが後半俄然と主張強く聞こえてきた。
休憩を挟んで演奏されたカルミナ・ブラーナは充実した合唱陣と幸田浩子、高橋淳、三原剛という豪華な独唱陣が曲を支えた。なにせ、音も構成もでっかい楽曲だし、リズムはガンガン来るし、聴き終わった後は長い長い旅をしてきたような疲労感に包まれた。もちろん、鳥肌物の感激も一緒だった。
カルミナ・ブラーナは一生には一度聞いておかないといけない曲だと思っていたが、本日で2度目。ただし、プロの演奏は初めて。そして、さすがにプロの演奏だった。
有川浩 三匹のおっさん 文春文庫/読了・・・・・・・・このタイトルだけで、もうどんな小説か、それがわかってしまう。しかし、それなのに、熱中してしまった。それだけ、本当にはまってしまったというところか。
久しぶりに、読んでいて電車を乗り過ごしそうになるし、階段でも本が手放せなくなって歩いたりとか、大変なここ数日だった。
ご近所限定正義の味方の大活躍、ご近所迷惑野郎はこんな手でやっつけたいものだ。単行本でこの続編が出たという。すでに食指が動き始めている。
ついでに、神鉄さくら鉄の補遺をひとつ。JR線の撮影にも行ったが、あと一歩というところで、遠く過ぎ去る特急こうのとりを見送ってしまった。かろうじて撮影できた、サイドからわずかに桜を入れたカットを付けておこう。
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