2023年3月25日 (土)

明石から淡路島へ かぎろひ歴史探訪・番外編 3/16

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3月16日は、いつもの奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の方々を奈良以外の場所へご案内する番外編のさらに番外編で明石から淡路島へ渡ることとしました。

魚の棚商店街、大漁旗がはためく賑やかな朝のひと時です。プラプラ歩くだけでも楽しい通りですね。

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商店街を出て、港へ向かう途中、なんと珍しい麹屋さんがありました。明石で一軒だそうです。

麹から作られた甘酒などの製品もありましたが、この日は出来たての生麹が麹蓋に乗せられて、それを販売する日だとか。大変な人気で、事前予約ですべて完売しているそうです。

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港の魚を揚げる市場へやってくると、ちょうど旬を迎えているいかなごがコンテナに入って並べられていました。今年も出盛りの時期は1キロ3~4000円くらいもしたでしょうか、今や高級食材です。

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明石港から淡路島へ渡るジェノバラインの船です。明石港と淡路島の岩屋港を13分で結びます。乗船料は550円でしたが、近日中に600円に値上げされます。

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船に乗って座る席は風にあたる2階席です。明石港を出て、明石海峡大橋の下をくぐって淡路島へ向かいます。天気もそこそこいい感じ、楽しい淡路島の旅が始まりました。

2023年3月24日 (金)

芸文オーケストラのリハーサルから写真展へ 3/23

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昨日3月23日は、昼から兵庫芸術文化センター管弦楽団のリハーサルを聞きに、見に、行きました。リハーサルの曲目はリヒャルト・シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」です。

リハーサルは、一度通しで演奏された後、細かな点についての指示と繰り返しの演奏での確認と、手際の良い運びで進みました。時間が余ったこともあり、予定になかったドヴォルザークの交響詩「水の精」の練習にも入りました。

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今回の指揮は、準・メルクルです。1959年生まれのドイツ出身の指揮者で、主に歌劇場で実績を積み上げ、現在はオーケストラの指揮にも重きを置いて活躍する世界の一線級の音楽家です。母親が日本人というとで、水戸室内管弦楽団を指揮するなど、日本でも親しみが持たれています。

リハーサルの様子を背後から見ていましたが、その姿にかつての名指揮者クラウス・テンシュテットの容貌を重ねてしまいました。とても似ていましたよ。

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ホールには芸文オーケストラの来シーズンの予定と曲目が公開されたていました。とても魅力的にプログラムがならび、たいへん期待が膨らみます。カーチュン・ウォンやシェレンベルガー、楽しみです。

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リハーサル終了後、宝塚のカフェで開催中の写真展に友人が出店しているとのことで、それを拝見しに行きました。季節柄ぴったりの「桜のある風景」と題する写真展でした。

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カフェで拝見した作品です。桜を取り巻く人々の表情やその雰囲気、さらに警戒心の強いヒヨドリをよく撮りましたね。

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辻真先 赤い鳥、死んだ 実業之日本社文庫/読了・・・・・・・1932年生まれの長老作家である辻真先が4半世紀前に書いたミステリーです。普段はミステリーは好んでは読まないのですが、鉄道ファンでもある著者の作品はとりあえず読んでおこうということで手に取りました。一部、長野新幹線(当時は北陸新幹線は全線開通していなかった)の描写があるくらいで、鉄道関係はあまり描かれていませんでした。だからどうだということでもないのですけれど。

2023年3月23日 (木)

大和郡山城の枝垂れ桜と近鉄 3/22

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昨日3月22日は、いつもの生駒詣での帰りに大和郡山まで足を延ばし、満開を迎えた大和郡山城の枝垂れ桜を愛でてきました。毎年、ソメイヨシノよりも一週間早く満開になる木です。

以前はもう少し下方まで満開の枝が伸びていたと思うのですが、少し様子が変わっています。また、背後の白い桃?の木は大きく育っていますね。

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この枝垂れ桜の場所の前を近鉄橿原線が通っているので、しばらく撮影です。22000系「ACE」と30000系「ビスタEX」です。

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昨日は、奈良の最高気温が26度を越えて3月の歴代最高気温を記録したということで、背中や首筋が暑いことこの上なかったです。

12400系「サニーカー」と22600系「Ace」です。この場所に来て12200系がやってこないのはさびしいですね。

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一般車も載せておきます。近鉄橿原線が開通100周年ということで、それを記念する沿線自治体を紹介する小型のヘッドマークが付けられていました。

これから先の天気予報を見るとしばらく雨続きなようで、暑いなかの撮影でしたがきれいな画像を収めることが出来て報われました。

2023年3月22日 (水)

青天、八幡市の桜 3/20

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3月20日は、京阪電車に乗って石清水八幡宮駅で下車、この界隈から歩き始めました。駅のすぐ東側を流れる大谷川にかかる橋のたもとの桜は三分咲きくらいだったでしょうか。春が駆け足でやってきています。

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石清水八幡宮がある男山、七曲りと呼ばれる階段を歩いて登り京都随一と書いてある展望台へ来ました。この展望台の周りにも桜がありますが、残念ながら早すぎたようです。というか、あまり期待とか、さくら目的で来ているわけではなかったので仕方ないですが。

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(少し大きめにしていますので、クリックで拡大します)

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さて、ビックリは、男山を降りて継体天皇樟葉宮跡がある交野天神社へやってきたときです。境内にある大きな枝垂れ桜が満開となっていました。はるか見上げるほどの大木で、ただただため息をつきながら立ち尽くすばかりです。10分ほど見続けていましたね。

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男山から橋本へ向かう道沿いにある小道には、大きなユキヤナギがありました。

このコースは4月10日に奈良歩きの方々を案内する予定です。20日はその下見でした。その頃はまた違う春の花で満たされていることだと思います。

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司馬遼太郎記念財団編 「司馬さん」を語る 菜の花忌シンポジウム 文春文庫/読了・・・・・・・毎年、司馬遼太郎の命日である2月に開かれるシンポジウムでの会談をまとめた一冊。作家、歴史家、俳優、ジャーナリスト、映画監督、学者など多岐に及ぶ経歴の人たちが司馬遼太郎とその作品について語りつくす内容です。みんな、司馬遼太郎の世界にどっぷりという感じです。

2023年3月21日 (火)

明石駅 3/16

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3月16日は、奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の方々を奈良以外の場所に案内する番外編のさらに番外編で明石で集合しました。

駅前もきれいになり、広々としたロータリーが出来るなど変貌著しい、JR線と山陽線が乗り入れる明石駅です。

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小生は早めにJRで行ったので、しばし駅撮りです。ちょうど下りと上りの特急はまかぜがほぼ同時にやってきました。この日はダイヤが乱れていたので、たまたまこの明石駅で一緒になったのかもしれません。比べると、やはり6両編成の方が堂々としていますね。

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明石駅の南側すぐにあるビルには、明石市の公民館のような行政対応施設が入っています。その6階の展望室からは明石城、明石駅が一望できます。明石城を背景に走り去る山陽電車です。

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少し東側に目を転じると、子午線が通過する明石の天文科学館が見えます。また、明石駅も見通し良く見ることが出来、広々とした風景の中で到着、出発を繰り返す電車の撮影にはとても良い所でした。これも新しい明石の風景のひとつではないでしょうか。

2023年3月20日 (月)

大阪市民管弦楽団第96回定期演奏会 3/19

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昨日3月19日は、大阪市民管弦楽団の第96回定期演奏会を聞きました。この楽団、なかなか聞く機会が無く、たぶん2回か3回目だと思います。

このオケにはちょいとお知り合いの方が居られたのですが、昨日の公演では乗っておられなかったですね。もうずいぶん前のことですから、どうされているのでしょうね。仕事、何をしているかはめちゃ知ってるのですが。

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さて、昨日はモーツァルトの序曲、ワーグナーの管弦楽曲、後半にブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」という重厚なプログラムです。

サラッとモーツァルトが終わった後のワーグナーが良かったです。なかなかこの並びでワーグナーの楽曲を聴く機会が少なく、とても重厚な音楽、とくに「エルザの大聖堂への入場」の音楽はたっぷりとした金管楽器の響きを楽しみました。

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指揮は関西で活躍されている上田真紀郎さん、相愛大学の出身で今も相愛オーケストラや相愛ジュニアオーケストラの指導もされていて、私も何回かお聞きしている方です。

後半のブルックナーの交響曲は重厚なサウンドを駆使した力強い演奏でした。盛り上げのとてもうまい華麗な指揮振りにオーケストラも機敏に反応していて安心して聞くことがが出来ました。

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会場のザ・シンフォニーホールです。今もコロナの追跡調査のために当日座席指定席としていて、そのために却ってみっしりと詰め詰めの座席エリアと誰も座っていない座席エリアが出来てしまいます。感染対策を本当に考えるならランダムな座席指定や、このようなアマオケの演奏会なら、いっそ自由席にするなど柔軟な対応が求められますね。

いまだに、演奏中に飴を出すためにクチャクチャ音を立てるおばはんや、演奏に合わせてハニングする客に鉄杭の下らんことを祈るばかりです。

2023年3月19日 (日)

大阪新駅 訪問 3/18

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昨日3月18日は、大阪駅の新駅が営業を開始したとのことで、まさにミーハー気分で出かけてきました。JR東西線の鴫野駅まで行き、そこからおおさか東線に乗り換えて新大阪駅から新線で地下駅へ進入していきました。

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大阪スカイビル近くから地下へ入った電車は、思いのほか長い距離を走って新しいプラットホームに到着しました。新線を走るドキドキ感満載でした。おおさか東線の普通とはるか、くろしおの表示が目新しいですね。

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新しい大阪駅の地下駅は、緩いカーブのプラットホームです。プラットホームは直線のほうが良いのですが、なかなかそのような空間はとれなかったのですね。コンクリートの匂いが鼻を刺す、どこからどこまでも新らしい大阪新駅です。

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この駅の最新技術としてフルスクリーンのホームドアがあります。到着した電車のドア位置に応じてホームドアの位置が自動で移動して最適の箇所が開くようになっています。

残念ながら2面あるホームのひとつの側面にしか設置されておらず、残り3面はこれから徐々に設置されていくのでしょうね。

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新しい設備としては、この顔認証のゲートがあります。事前に顔を登録しておくとタッチせずに通過することが出来ます。ということは、顔と口座が紐付けされてしまうということですね、大丈夫かなぁ。

ただし、青い丸のところにカードをタッチすると普通の改札機同様、このゲートを通過することが出来ますから、顔認証しなくても試しに通ることはできます。何もしなかった場合、どうやったゲートが閉まるのか、それはわかりませんでした。

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とても面白いと思ったのは、トイレの個室の利用状況がひと目でわかるシステムです。これはありがたいですね。さらに待っている人がどれくらいあるのか、それまでわかるといいのかも。それは無理ですよね。

ということで、ミーハー気分で新しい大阪駅を見てきました。それにしても、同じくミーハー気分の方々でとてつもない混雑でしたよ。

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片山杜秀 左京・遼太郎・安二郎 見果てぬ日本 新潮文庫/読了・・・・・・・著者独特の切り口で、この知の巨人、大きな足跡を残した三人が問い続けた日本の姿を解き明かしていく大変重厚な文明論とでもいうべき一冊。あまりに大きな話が続くので、読み通すのに時間がかかりましたが、たいへん密度の濃い時間を楽しみました。たまにはこのような本もいいものですね。

2023年3月18日 (土)

かぎろひ歴史探訪・番外編 大阪は寺の町、坂の町 3/9

JR環状線玉造駅 ⇒ 三光神社・真田の抜け穴 ⇒ 真田丸跡 ⇒ 空堀跡 ⇒ 空堀商店街 ⇒ ランチ・中国料理 興隆園 ⇒ 高津神社 ⇒ 生國魂神社 ⇒ 下寺町 ⇒ 愛染堂勝鬘院 ⇒ 四天王寺 ⇒ 安居天神 ⇒ 茶臼山 ⇒ 堀越神社 ⇒ 統国寺 ⇒ JR環状線天王寺駅

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3月9日は、いつもの奈良歩き、かぎひ歴史探訪の方々を奈良以外の場所へ案内する番外編で大阪市内を散策しました。

JR環状線の玉造駅に集合した後、すっかり町中になってしまった真田丸跡を歩き、空堀商店街近くでランした後、高津の宮の公園に来ました。ここにはちょうど満開を迎えた梅の木が200本ほどあって芳香が周囲を満たしていました。

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その梅林の南側の高台にあるのが高津宮、高津神社です。落語の高津の富で富突きの場所になっていたり、崇徳院で若旦那が女性と出会う場所として登場します。江戸時代の頃から、町のにぎわいの中心となっていた様子が落語の噺しの中から伺えます。

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高津さんから南へ、千日前通りの通りを越えて生國魂神社へ来ました。もともと今の大坂城、もっと昔の石山付近にあったのがここへ移設されてきました。

江戸時代に、この境内で噺しを始めた米澤彦八は上方落語の祖としてあがめられ、その記念碑が境内に建てられています。

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さらに南下して、愛染さんの境内にある多宝塔を見ました。とても立派な多宝塔で、大阪市内にある最古級の木造建築です。空襲でも燃えなかった建物もいくつか残っているようです。

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これらの寺社があるのが上町台地です。とくに天王寺区内には七坂と呼ばれるそれぞれ名前が付いた坂があります。大阪は案外、坂の町でもあるのです。ここは安居の天神さんの裏手から上ってくる天神坂です。

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最後は四天王寺界隈へ来ました。四天王寺は昔から病人や障害のある人のお世話をするという施行も行っています。愛染さんもそのようなことを行う施薬院でした。それらも聖徳太子のおかげということでしょうか。写真は有名な亀の池です。たくさんの亀が甲羅干しをしていました。

番外編へご参加いただいた皆様、お疲れ様でした。

2023年3月17日 (金)

佐保川の河津桜 3/8 3/15

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3月8日は、いつもの生駒詣で(お仕事なんですが・・・・)の帰りに、近鉄新大宮駅まで行き、佐保川の河津桜の様子を見に行きました。毎年、早咲きの河津桜をみることで、先取りの春を感じるためにやってきます。

3月に入って暖かくなってきたので期待したのですが、やってきてみると、せいぜい3分から5分咲きといったところでした。

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3月15日は再び生駒詣での帰りに佐保川に立ち寄り、河津桜の様子を見てきました。奈良線の踏切に近い河津桜の木はまさに満開の状況でした。さらに上流に歩いて前週と同じ桜を見に行くと、花は満開をやや過ぎて、葉が出てきていました。一週間での進み具合も早いですね。

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さらに上流へ歩いていくと、チッチッというかん高い鳥の鳴き声、水辺の宝石と言われるカワセミです。なんとか、その姿を捉えることが出来ましたが、カワセミはさらに上流へ飛んで行ってしまいました。

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その水辺にある犬養孝先生の万葉歌碑です。いかにも、今の気分、気候にふさわしい歌です。

うちのぼる 佐保の河原の 青柳は 今は春べと なりにけるかも    巻8-1433 大伴坂上郎女

2023年3月16日 (木)

京阪古川橋駅撮り 3/6

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3月6日は天気も良く、ぶらりと高槻まで出かけた後、今度はバスで淀川を渡り枚方まで行きました。枚方市役所の文化財課で必要な資料を購入したり、無料のものいただいたりしたあとは京阪で帰りました。⇒実は、無料の資料のなかにとてもすごい地図がありました。

せっかくの京阪電車なので、途中、古川橋駅で下車して撮影です。やってきた8000系特急です。

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次々にやってくる京阪電車を撮影していきます。3両目にプレミアムカーを組み込んだ3000系特急です。8000系のプレミアムカーには乗ったことがありますが、3000系のプレミアムカーには未乗車です。

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その他、1000系や2600系もやってきました。いずれも懐かしい京阪顔ですし、2段降下窓がひと時代古い車両であることを示していますね。

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2012年に登場した今のところ京阪では最新鋭の13000系です。最近の京阪の車両は乗っていて車内は静かだし、内装もきれいだし、なかなか好みになってきています。乗る機会は少ないけれど。

2023年3月15日 (水)

高槻のクラシック音楽BAR「華ノ音」で 3/6

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3月6日は、天気も良く時間がぽっかり空いたので高槻へ出かけました。その目的のひとつ、JR高槻駅から北東へすぐのところにあるクラシック音楽BAR「華ノ音」(はなのね)を再訪しました。

お店の場所はたいへん見つけにくいロケーションなのですが、知ってる人は知ってるという、それも魅力なのかもしれませんね。狭い階段を上がっていきます。

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長いカウンターに陣取り、ネルで入れた香り高い珈琲をいただきます。スピーカーはタンノイです。

この日はほかにお客さも居られなかったので、ポリーニの演奏でベートーヴェンのピアノソナタ第32番をリクエストしました。

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実は、この日どうしても聞きたかったのは、ローラ・ボベスコのヴァイオリンによるブラームスのソナタだったのですが、どうしてもレコードが見つかりません。

前に来たときにこれを聞かせてもらって、ボベスコの暖かい音色がこの楽曲と相まって、とても心地よかったのでもう一度聞きたいと思ったのですが。⇒ 帰る間際に見つかったので、もう一度行かねばなりません。

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後で来られたお客さんが、前日に放送されたブロニスラフ・フーベルマンの演奏が聴きたいとおっしゃった。あいにく、お店にはその演奏が無く、聞くことはかなわなかったのですが、帰ってから調べるとその演奏のレコードを自分で持っていました。

これを持って行って、聞いていただくというのはもうお節介なのでしょうか。それでも、行きそうな気がしている今日この頃です。

2023年3月14日 (火)

アンサンブル・デッラ・スフィーダ第2回演奏会 3/12

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3月12日は、箕面で開かれたアンサンブル・デッラ・スフィーダという新しいアンサンブルの演奏会を聞きました。このアンサンブルは指揮者を置かずに演奏するというアマチュアオーケストラとしては大変珍しいスタイルです。

オーボエのソロに、阪大卒業後に東京芸大に進学して勉強しているという荒木良太さんを迎えての演奏会です。

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会場の市立メイプルホールです。メイプルフィルとか演奏会に足を運んだことがありますが、コロナのこともあり、ここへやってくるのは久しぶりのことでした。玄関を入って左がホール、右が図書館という複合施設です。

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演奏されたのは、べートーヴェンの序曲と交響曲第2番、間にモーツァルトのオーボエ協奏曲という好みのラインナップです。アマチュアオーケストラでは、指揮者がいてもアンサンブルが怪しくなることもありますが、このアンサンブルはコンサートマスターの的確なリードによってしっかりとした演奏が繰り広げられました。

荒木さんのオーボエも朗々としたなめらかな演奏で、どのようなアンサンブルかわからずに聞きに来ましたが、思わぬ拾いものをした演奏会でした。

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石橋駅から乗った阪急箕面線の5100系です。屋根が白くない阪急電車はやはりいいですね。いつもは大阪ワンコイン市民コンサートのためにやってくる石橋駅ですが、この駅で乗換ということになり、それだけでも新鮮な気持ちでした。

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金沢健児 阪神園芸 甲子園の神整備 毎日文庫/読了・・・・・・・・甲子園球場のグラウンド整備を任されている阪神園芸さんのグラウンドキーパーである著者による一冊。甲子園球場の整備の歴史とそこでの技術伝承や、裏話、選手との交流、野球以外のイベントでの苦労話など、盛りだくさんの内容は飽きることが無く読み通しました。

2023年3月13日 (月)

鉄道ファン誌 フォトコンテスト入選作品展 3/11

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3月11日は、江戸堀でのレクチャーコンサートを聴くために肥後橋へ行きましたが、その前にキャノンプラザで開催中の鉄道ファン誌の「フォトコンテスト入選作品展」を見てきました。会期は18日までです。

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既に誌上で拝見した作品もありますが、それ以外の作品も数多く展示されていて、ゆっくり見ることができました。展示されているギャラリーへ入りましたが、だーれもいません。

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鉄道写真というのもいろいろありますが、被写体としての車両を比較的大きく写した作品が多かったですね。車両を景色の中のひとつの要素としてとらえた作品は数点というところでしょうか。

プロ写真家を名乗るのが時々撮るような、何が何だか訳の分からない写真がほとんどなかったのは良かったかも。

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中央の作品が、どうやら特に選ばれた作品のようです。それぞれ撮られた方の思い入れを感じる作品でした。

その他、ジュニア部門の作品もありましたが、子供の割りにええカメラを持ってるんやろうなぁと邪推してしまいます。実際、子供がキャノンの白レンズの高級カメラを持って、現場へは親の車での送り迎えしてもらっているというのを見たことがあり、あきれたことがありました。

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葉室麟 刀伊入寇 藤原高家の闘い 角川文庫/読了・・・・・・・刀伊入寇(といにゅうこう)とは、寛仁3年(1019年)に、女真の一派とみられる集団を主体とした海賊が壱岐・対馬を襲い、更に九州に侵攻した事件です。その時に太宰師として鎮圧に懸ったのが藤原高家です。元寇の前にも何回か、そのような大陸からの侵攻を受けていたのですね。とはいうものの、十分に時代背景とかを知らなかったので、読むのに時間がかかりました。葉室麟の作品なので、読みだすと面白いのですけれど。

2023年3月12日 (日)

J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルテイータの魅力を聞いて語る会 柴田由貴 3/11

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昨日3月11日は、お知り合いのヴァイオリニスト柴田由貴さんが開催された「J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ&パルテイータの魅力を聞いて語る会」へ参加しました。

バッハの曲の由来やキリスト教との関連などの解説を聞きながら、実際に演奏も聞くことができるというレクチャーコンサートです。

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今回はJ.S.バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタとパルテイータの第2番が取り上げられました。そこには、バッハの受難から復活に至る謎解きが楽曲の中に隠されているとのことで興味深くお話を聞くことが出来ました。また、バロックヴァイオリンと現代楽器の違いについても実際の演奏を聞き比べることができ、充実した時間となりました。

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コンサートが開かれた江戸堀コダマビルです。現在の靱本町に児玉竹平商店を創業し、綿布商として大成した児玉竹次郎の本宅として建てられた昭和初期の近代建築で、平成19年国登録文化財に登録されました。外観にはミッション・スパニッシュ様式の影響を見て取ることが出来ますが、細部装飾に和風のモチーフも見られます。

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江戸堀コダマビルの隣には、頼山陽がこの付近で生まれたとする碑がありました。頼山陽は、幕末から明治の人々に影響を与え尊王攘夷の思想を作り上げた「日本外史」を著した大坂生れの江戸時代後期の歴史家・思想家・漢詩人・文人です。幕末の志士、頼三樹三郎は山陽の三男です。

2023年3月11日 (土)

東淀川駅から千里丘駅へ 一眼レフを持って 3/6

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3月6日はあまりの天気の良さにつられて、久し振りに重い一眼レフカメラを持ってのお出かけです。撮りやすい東淀川駅にやってきました。

特に狙いは無かったですが、やってきたのは一番西側の線路を走り抜けるサンダーバードです。通常、この線路を通ることはないと思うのですが、回送だったのか、新しい大阪駅の地下線路の関係かはわかりません。

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おおさか東線の221系ですが、新大阪側には、「WE赤ちゃん」というシールマークが、後ろ側には3月18日から「奈良線の複線化」が進むことを通知するシートマークが付けられていました。

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30分ほどしてから、場所を千里丘駅に移しました。駅に差し掛かるところに、青と赤のEF510が停車していたので早速撮影です。電柱が邪魔ですが仕方ありませんね。赤いEF510-21はこの後すぐにコンテナを従えて出発していきました。

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千里丘駅では、EF210けん引の貨物列車と関空特急はるかなどを撮影して、その後高槻へ向いました。やはり晴れた日は写真もきれいに撮れますね。

一眼レフはさすがに奥行きのあるきれいな画像が撮れますが、日ごろ持ち歩いているミラーレスカメラに比べるとやはり重くてかないませんでした。

2023年3月10日 (金)

大阪メトロと南港ニュートラム 3/4

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3月4日は、南港の相愛大学でコンサートがあるというので出かけました。少し早めに出かけたので、野田阪神から乗った大阪メトロを阿波座で乗り換えて一旦九条駅で降りました。ここで、30000A系を撮ろうと思ったらすぐにやってきて目的を達してしまいました。現時点で最も新しい大阪メトロの車両で、2022年7月から中央線に導入されました。

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そして、来月2023年4月から導入が予定されているのがこの400系です。今まで見たこともない、とても電車らしからぬ顔です。400系の試運転はすでに行われているようですが、走り出したらぜひ見て、クロスシートもあるようなので乗ってみたいですね。

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中央線の終点コスモスクエアで南港ニュートラムに乗り換えてポートタウン東駅までやってきました。いつ見ても、このユーモラスな車両には癒されます。小さな箱の4両編成にはぴったりですね。

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ニュートラムの車両にはそれぞれ違う塗装がされていて特徴を出しています。最後の車両には絵が描かれていますが、これは沿線のデザイン系学校の学生によるコンクール応募作品だそうです。これは最優秀賞の「南港に羽ばたく子供たちと四季折々の景色」という作品とのこと。

2023年3月 9日 (木)

古写真の中の奈良 奈良大学博物館 2/27

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2月27日は、いつもの生駒詣で(仕事なんですが)の帰りに、奈良大学博物館で開催されている「古写真の中の奈良」と題する写真展を見に行きました。土曜日を含む平日の9時から16時半、3月20日まで開催されています。⇒ 奈良大学博物館

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久し振りにやってきた奈良大学です。思えば、斉藤茂吉・北杜夫・辻邦生三人展を見に来たご縁でお知り合いになった方との出会いがあって、定年後の世界がめちゃくちゃ広がりました。人との出会いは大切ですね。

ここへは近鉄学園前駅か高の原駅からバスでやってくる以外に方法がありません。もう少し便利なら博物館の展示へも気安く来れるのですけれど。

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さて、展示室の古写真を食い入るように見てきました。猿沢池畔で写真店を開業していた北村写真館の初代当主・北村太一氏とその孫である北村信昭氏が撮影したガラス乾板写真にデジタル・イメージング処理を施しているとのことで、とてもクリアな写真が展示されていました。

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ビルが無い奈良の町、荒廃し修復中の大仏殿、一方、今も変わらない鹿がいる奈良公園、スクッと建っている興福寺の五重塔などなど、点数は多くないけど濃厚な内容でした。いずれも明治から昭和にかけての奈良の風景を知ることができる貴重な資料でした。

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奈良大学へ行くまでに石のカラト古墳へ立ち寄りました。古墳時代終末期にあたる8世紀の築造の上円下方墳で、復元にあたり全面に葺石が施工されています。下の方形部は、一辺13.8m・高さ1.36m、上の円形部は、径9.2m・高さ1.55mで、南向きに高松塚古墳の石室に似た横口式石室が確認されています。

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大日方樹 鉄道員という生き方 イースト新書Q/読了・・・・・・・・相模鉄道に努めた著者は現在岩倉学園で教職についている方です。本書の中には、自身が鉄道会社に勤めるようになった経緯とその中で経験した鉄道員としての矜持、そしてこれから鉄道員を目指す人たちへの指針を表しています。岩倉学園は、鉄道会社への就職に特化したコースもある学校ですから、生徒へ送ったエールとも言えます。

2023年3月 8日 (水)

きまぐれ歴史探訪 ~大阪の下町と阪堺線のちんちん電車で巡る万葉歌碑~ 2/15

環状線新今宮駅東改札口 ⇒ じゃんじゃん横丁 ⇒ 通天閣 ⇒ 阪堺線恵美須町駅 ⇒ 阪堺線粉浜駅 ⇒ 粉浜駅前の万葉歌碑 ⇒ 粉浜商店街 ⇒ ランチ ⇒ 住吉大社 ⇒ 阪堺線住吉神社前 ⇒ 阪堺線浜寺駅前 ⇒ 浜寺公園の万葉歌碑 ⇒ 南海浜寺公園駅旧駅舎 ⇒ 南海難波駅 ⇒ 地下鉄で梅田

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2月15日は私が学生時代のお友達を案内するきまぐれ歴史探訪で、大阪の下町と阪堺電車で万葉故地をめぐりました。

今回は数十年ぶりの再会となった徳島のお友達も参加されました。まず大阪環状線新今宮駅で集合し、じゃんじゃん横丁、新世界を歩きます。大阪の中でも独特の雰囲気の新世界、通天閣が見える一角です。

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阪堺電車へは恵美須町駅から乗車し、東粉浜まで乗車しました。この辺りで並走する南海電車本線粉浜駅前には、犬養孝先生の揮毫による粉浜の万葉歌碑があります。

住吉乃  粉濱之四時美  開藻不見  隠耳哉  戀度南

 (住吉の  粉浜のしじみ  開けもみず  隠りてにみや  恋ひわたりなむ)  作者未詳 巻六 九九七

住吉の粉浜の蜆が蓋を閉じているように、私は、胸の思いもうちあけることもせず、じっと心のうちに籠めたまま、思いつづけることであろうか。

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久し振りにこの場所へやってきたのですが、その万葉歌碑が置かれた同じ場所に「水木しげる先生 生誕の地」とする碑が新たにできていました。

水木しげるは、大正11年(1922年)、この粉浜で生まれ、そして生後間もなく鳥取県の現在の境港市へ帰郷したということです。

犬養孝先生が戦後長らくお住まいであった粉浜、さらにその後亡くなられるまでおられた西宮市の今津、その今津には水木しげるがアパートを経営していた時代があり、現在も水木しげるの名前を冠する通りが今津にあります。こんなお二人のご縁が強く絡まっていることが分かりました。

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粉浜から歩いて住吉大社へやってきました。江戸時代には広く庶民からも崇敬された、摂津国の一宮として大阪の代表的な神社です。境内にある4つの本殿が国宝に指定されています。太鼓橋を渡ってお参りさせていただきました。

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この日の移動は阪堺電車です。住吉大社前から乗車しあびこ町で乗り換えです。やってきたのは300形。この日は残念ながら161形などの旧型車には出会えませんでした。

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阪堺電車に乗って浜寺駅前電停までやってきました。駅前の浜寺公園にある犬養孝先生の万葉歌碑です。

大伴乃 高師能濱乃 松之根乎 枕宿杼 家之所偲由

(大伴の 高師の浜の 松が根を 枕き寝れど 家し偲はゆ)  (置始東人おきそめのあずまひと 巻1-66)

大伴の高師の浜の松の根を枕にして寝ていても、家のことが偲ばれることだ。

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最後に南海電車本線の浜寺公園駅の旧駅舎を見ました。ハーフティンバー様式の意匠を持つ明治40年(1907)建築の木造駅舎です。

この数日前に不心得者がこの駅の柱を蹴って傷つけたとかで、そのあとを探しましたが見つかりませんでした。大切な鉄道文化財ですから、これからも大切に保存してほしいものです。

2023年3月 7日 (火)

かぎろひ歴史探訪・番外編 ~百済渡来人の足跡と枚方宿の五六市のにぎわい~ 2/12

京阪枚方公園駅 ⇒ 五六市 ⇒ 市立枚方宿鍵屋資料館 ⇒ 枚方市駅前でランチ ⇒ 百濟王神社・百済寺跡 ⇒ 禁野車塚古墳 ⇒ 田中邸のムクの木 ⇒ 意賀美神社 ⇒ 御茶屋御殿展望広場 ⇒ 淀川資料館 ⇒ 京阪枚方市駅 ⇒ 反省会

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2月12日は、いつもの奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の方々を奈良以外の場所へご案内する番外編で、枚方を訪れました。

京阪枚方公園駅から枚方市駅の間の京街道沿いでは、毎月第2日曜日に五六市という200軒ほどの露店が並ぶ賑やかなイベントが開催されいます。この日も多くのひとが訪れていて、たいへんな賑わいとなっていました。

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京街道の途中に淀川の船宿を改装した枚方宿鍵屋資料館があり、その中を見学しました。ちょうど、ひな人形が展示されていて、ここにも賑わいがありました。ひな人形は段の上に並べるのが一般的かと思いますが、緋毛氈を広げた上に並べているのも新鮮で良かったですね。

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京阪交野線沿線にある大阪府内でも最古級の古墳、禁野車塚古墳にやってきました。4世紀前半頃の築造、卑弥呼の墓と言われる奈良の箸墓と同じバチ形の前方後円墳と言われており、時代とともにその関連性が指摘されています。

また、淀川の対岸にある高槻の安満宮山古墳、魏から卑弥呼へ贈られたとされる青龍3年(235年)の紀年鏡が出土しているのですが、そちらとの関連性にも注目です。

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文禄3年(1596年)に秀吉が御茶屋御殿を建てたとされる展望の良い丘の上に来ました。今も真下に京阪電車が走り、駅前のビル群や淀川の河川敷を一望することが出来ます。ここに御殿を建てたくなった秀吉の気分を少しだけ味わいました。

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植松三十里 帝国ホテル建築物語 PHP文芸文庫/読了・・・・・・・明治村の帝国ホテルを移築できるかどうかという話から始まり、急に時代が変わって、その帝国ホテルを建てるという展開、フランク・ロイド・ライトの登場、その弟子となる遠藤新、さらに帝国ホテルの支配人である林愛作の三人が帝国ホテルの建築に向けて繰り広げる熱い闘いを描いた作品。さすが植松三十里と感じた読み応え十分の大作でした。

2023年3月 6日 (月)

クランクレーデ演奏会2023 3/5

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昨日3月5日は、いたみホールで開かれたアマチュア・オーケストラのクランクラーデの演奏会を聞きました。

過去に、ベートーヴェンの交響曲全曲演奏会や、ブラームスの交響曲、管弦楽曲全11曲を2日にわたり演奏するなど、プロにもなかなかできないスタイルのコンサートを提供している意欲的な演奏団体です。

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昨日は、いきなりストラヴィンスキーのバレエ音楽「ペトルーシュカ」1947年版から始まりました。普通は最後に置くメインプログラムですね。華やかな色彩が爆発するとても素晴らしい演奏でした。

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次いで、中恵菜さんのソロによるバルトークのヴィオラ協奏曲が演奏されました。初めて聞く音楽ですが、ヴィオラ独特の内省的な響きがぐいぐいメッセージを送ってくるような展開です。ヴァイオリンの華やかさとは一味違った聞きごたえのある時が流れました。

中恵菜さんは新日本フィルの首席ヴィオラ奏者、というよりもソロや室内楽でも以前から活躍されている第一線の演奏家であります。

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最後にバルトークの管弦楽のための協奏曲が演奏されました。先の2曲でもうお腹いっぱいになっているところに、最後に重い音楽を詰め込まれました。指揮はこの楽団を率いておられる藤田勤也さん。会社員を続けながらアマチュア音楽の道へもまい進されている方のようです。

終わってみるとなんと2時間半に及ぶ、いろんなことがいっぱい詰まったコンサートでした。

2023年3月 5日 (日)

相愛オーケストラ第79回定期演奏会 3/4

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昨日3月4日は、大阪南港にある相愛大学で開かれた相愛オーケストラの第79回定期演奏会を聞きました。音楽学部がある相愛大学の学生によって構成されたオーケストラです。

その歴史は古く1956年に創設された当時は、斉藤秀雄の薫陶を受けていたとか。現在は、尾高忠明、円光寺雅彦、梅田俊明、小林恵子の諸氏が指揮者陣として支えているとのことです。

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大阪南港にある相愛大学のホールがある建物です。相愛大学は浄土真宗の教えを伝える大学ですが、この建物の様式はまるでキリスト教会を思い起こさせます。それはともかく、内装もきれいなとても清潔な建物でした。

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ホールの中にはパイプオルガンが設置されています。お客さんの収容人数は1000人くらいでしょうか。とても響きの良いホールです。この日は、相愛大学で指導されているお友達とお会いして一緒にコンサートを楽しみました。

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演奏されたのは、モーツァルト、チャイコフスキー、ブラームスの楽曲で、特に2曲目、3曲目は学生の中からソリストが選ばれて演奏されました。お二人とも、とても積極的な演奏で、このソリストとオーケストラのレベルとモチベーションの高さを感じました。指揮は指導教官の円光寺雅彦さんでした。

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門井慶喜 自由は死せず 下 双葉文庫/読了・・・・・・・・・板垣退助のことを今まであまり知りませんでした。刺されて「板垣死すとも自由は死せず」と叫んだとか、昔の500円紙幣の顔として馴染んでいたと、その程度でしたし、なめるように読んでいた司馬遼太郎の作品にも登場したことはほとんどなかったのではないでしょうか。今回、門井慶喜の本を読んで目が覚める思いがしました。ただ、いろいろと評価の難しい人であったのかもしれませんね。そういう読後感でした。

2023年3月 4日 (土)

定番ポイント 近鉄鶴橋駅 2/8

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2月8日水曜日は、いつもの生駒での野暮用を終え、その後の予定もなかったのでプラプラ帰りながら、久し振りに近鉄鶴橋駅のホーム端に行きました。ここは定番の安直駅撮りのポイントですね。

やってきたならしかトレイン2022年12月5日から近鉄奈良駅から神戸三宮駅間などで、奈良の風景と鹿などをデザインしたラッピング列車として運行していて、車内の装飾にも工夫されています。

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次いでやってきたのは、近鉄の前身である大阪電気軌道のデボ1形に模した塗装色車両のレトロトレインです。2014年から走り続けていて、かなりの頻度で見ることがありますが、なかなか撮影機会のない編成です。

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近鉄に乗り入れている阪神電車の車両、その中で日本一の酒どころである灘をアピールするGOGO灘五郷トレインです。阪神電鉄、灘五郷酒造組合、神戸市、西宮市が取り組んでいる『「灘の酒蔵」活性化プロジェクト』の一環として運行している列車です。

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阪神電車のラッピング編成をもう一つ。阪神なんば線が開業して10周年を記念して、記念ロゴのヘッドマークが付いた「阪神なんば線開業10周年記念列車」が運行されています。

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近鉄を代表する列車になったひのとりもやってきました。いまや名阪特急の看板列車となっています。まだ乗ったことはなく、その機会を待っています。

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こちらも名阪特急として活躍しているアーバンライナーnextです。最近は名古屋へ行くこともなく、長い間近鉄特急にも乗車しておらず、寂しい限りです。そろそろ、活動を再開するころでしょうか。

2023年3月 3日 (金)

天王寺界隈散策 さて、反省会の場所探し 3/1

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次週に予定している歴史探訪・番外編の下見のために散策した後、終了後の反省会の場所を探しに行きました。谷町筋沿いにあるお店が目に付きました。ブリや真鯛、ヒラメなどのメニューが並ぶところからは、魚料理が得意なお店でしょうか。森田屋

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同じ通りの並びにあったのがこのお店です。大阪では他の場所でも見たことがあるので、チェーン店なのでしょう。その分、良いものが割安にいただけるのかもしれませんね。ここもお魚料理がそろっているようです。吾作どん・天王寺公園前店

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細い路地を入ってみました。アーケードがあって薄暗いその奥にあったのが、いわゆる裏天王寺です。これはもう映画のセットではないでしょうか。魅力的なお店が点在します。

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裏天王寺を抜けたところにもいくつかお店がありました。瀟洒な建物のみおつくしという居酒屋さんがありました。このお店の隣には、大変な人気店のお寿司屋さんがあって、平日の昼間だというのにずらり長蛇の列の様相でした。

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JR天王寺駅まで戻ってきました。この駅構内の2階には最近新しいお店ゾーンが出来ました。その一つに、奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の皆さんにはおなじみの奈良の酒蔵「豊祝」のお店がありました。酒蔵直送のお酒が呑める立飲みというコンセプトですが、なぜかスツールがあって落ち着けそうです。

2023年3月 2日 (木)

天王寺界隈散策 その後 3/1

2月6日に天王寺界隈を散策しましたが、これは次週、3月9日にいつもの奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の方々を奈良以外の場所を案内する「番外編」の為でした。

そろそろ直近になったので、昨日3月1日にもう一度歩いてきたところ、新たな発見がいくつもありました。大阪市内は本当に面白いところですね。

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谷町9丁目の交差点近くにある常国寺にある梶井基次郎の墓所です。なにげに檸檬がそっと置かれていました。

昭和7年3月24日午前2時、梶井基次郎は肺結核のため大阪・住吉の小さな長屋で、母ヒサの呼びかけに大きく最後の息を吐き安らかに逝ったそうです。31歳というあまりに短い人生でした。

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高津神社の境内にある梅林です。白梅、紅梅、さらに枝垂れ梅があったりと今を盛りに咲き誇っていました。まだこれからという木もありましたから、次週でも十分楽しめそうです。

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京都で有名な清水寺は大阪にもありました。下寺町の途中にそのお寺はあり、なんと清水の舞台も設営されていました。そこからの景色は残念ながら通天閣やビル群しか見えませんでした。

 

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清水寺から天神坂を登って谷町筋へ出た時に正面にドドーンと正面にあったのが、金剛組の本社の建物でした。飛鳥時代の西暦578年に創業した世界一古い企業です。実質的にはすでに企業の形態として高松建設の傘下になっています。

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天王寺に近い統国寺にあったのは、ベルリンの壁です。このお寺は古代の難波における百済寺跡に築かれたとのいわれもあり、今も朝鮮半島系のお寺なのですが、祖国の統一を願って同じ統一を果たしたドイツの象徴であるベルリンの壁を展示しています。

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天王寺駅がもう近い谷間血筋沿いに、竹本義太夫の生誕地とする碑があました。人形浄瑠璃を三味線で語る「義太夫節」を確立した竹本義太夫が慶安4年(1651年)にこの地に生まれました。

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門井慶喜 自由は死せず 上 双葉文庫/読了・・・・・・・書名からすぐわかるように板垣退助の生涯を描いた歴史小説です。板垣退助というと高知出身で、自由民権運動と刺されたときに叫んだ「板垣死すとも自由は死せず」のことばくらいで、それ人生とか知らなかったのですが、ある意味幕末の動乱期のひとつの渦の真ん中にいて、その渦を回していたのですね。とても興味深く上巻を読みました。

2023年3月 1日 (水)

天王寺界隈散策 生國魂神社から高津神社へ 2/6

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2月6日は天王寺界隈を散策、だんだん北上していき、生國魂(いくたま)神社へ来ました。天正8年(1580)の石山合戦の時に焼失しましたが、天正11年(1583)豊臣秀吉が大阪城を築く際、現在の地に移転された延喜式にある名神大社です。

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ここには上方落語の祖とされる米沢彦八の記念碑があります。江戸時代中期の人で、この生國魂神社の境内で物まねや噺を始めて人気を得ていたようです。

現在も9月にはこの記念碑が出来たことと彦八を顕彰する「彦八まつり」が行われ、落語家によるイベントや屋台が出たりしています。

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境内には、大阪を代表するという作家のひとり、織田作之助の像がありました。この生國魂神社の少し東のところで出生、太宰治や坂口安吾らと並んで無頼派と呼ばれた作家でしたが、結核の為33歳で早世しました。代表作は、「夫婦善哉」。

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生國魂神社から千日前通りを越えて北上したところに高津神社があります。貞観8年(866)、清和天皇の勅令によって難波高津宮の遺跡が探され、比定された地に仁徳天皇を祀る社が建立されたのが始まりとされています。

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上方落語の「高津の富」では、富付きをする神社の様子が描かれたり、「祟徳院」では若旦那が女性と出会う場所として登場するなど、落語の舞台として知られ、古くから大坂町人の文化の中心地として賑わっていました。

いまも「高津の富亭」という落語会が開かれる建物や、富亭カフェが設けられていて、賑わいを呼び込もうとしています。

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さらに北へ歩くと、有名な空堀商店街へ来ました。ここも万城目学の小説「プリンセストヨトミ」の舞台となったところです。

ここは、太閤秀吉の時代の大阪城の南惣構堀の遺構上に位置していて、その南側には当時の空堀(大阪の陣で埋め立てられた)を思わせる窪地が残っています。

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余談になりますが、空堀商店街の中にあったお店です。この出で立ちからして、もう美味しそうな雰囲気があふれています。調べてみると、やはりなかなかの名店のようでした。 ⇒ 

2023年2月28日 (火)

大阪大学ワンコイン市民コンサート 加藤幸子ピアノリサイタル 100%スクリャービン 2/26

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2月26日は、いつもの大阪大学ワンコイン市民コンサートのお手伝いに行きました。

この日は、ピアニストの加藤幸子さんによるスクリャービンの作品集という、大変珍しいコンサートです。

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スクリャービンは、1872年生まれのロシアの作曲家で、ラフマニノフと同年代のピアニストでもありました。ピアノの猛練習で右手を故障してからは作曲家の道を歩みました。作風はロマン主義から脱却して独自の神秘主義へ進み、やがて前衛的な作曲作法となりました。

この日は、彼の前奏曲、練習曲、ソナタなどの作品が演奏されました。

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ピアニストの加藤幸子さんは、大阪生まれ、14歳で渡米し、国際的ピアニストのラッセル・シャーマン、ジェローム・ローエンタールらに師事された方です。現在は、ニューヨーク在住です。

この日はスクリャービンの魅力を十分に伝える素晴らしい演奏が披露されました。スクリャービンの音楽からは、ロマン派から近代へ移る時期のさまざまな音楽が聞こえてきました。

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会場となった大阪大学会館です。コンサートのあった前日、大阪大学の二次入学試験があったようです。春とともに、新入学生たちの新しい生活が始まるのですね。この日も、下宿先を探す新入生の姿がちらほら見られました。

2023年2月27日 (月)

天王寺界隈散策 坂の町大阪⇒愛染さんへ 2/6

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2月6日は天王寺駅から北方向へ歩きだし、茶臼山から四天王寺などを経て安居の天神さんまでやってきました。大阪夏の陣で、真田幸村が打ち取られたとされる場所です。また、落語の「天神山」、狐の嫁入りの話しですが、その舞台ともなっています。

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一心寺あたりから歩き始めると、上町台地の坂がいくつも現れました。これはそのひとつ、清水坂(きよみずざか)です。清水坂というと京都にもありますが、大阪にもあるのですね。

これらは、天王寺七坂と呼ばれ、真言坂(しんごんざか)、源聖寺坂(げんしょうじざか)、口縄坂(くちなわざか)、愛染坂(あいぜんざか)、清水坂、天神坂、逢坂(おうさか)の7つの坂道とされています。

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そのひとつ、愛染坂です。星光学園の敷地の北側に沿って登り道が現れます。さて、ここを登っていきましょう。この辺りは夕日を眺める名所で、江戸時代には、この坂の上に浮瀬(うかむせ)亭という大阪を代表する料亭がありました。

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愛染坂を登ったところに、有名な愛染さん、四天王寺の支院「愛染堂勝鬘院(あいぜんどうしょうまんいん)」がありました。だから、愛染坂なのですが。ここは四天王寺が開かれた時の施薬院、庶民の救済施設・薬園に始まると伝えられています。

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愛染さんの有名な多宝塔です。聖徳太子によって推古朝に創建、豊臣秀吉によって慶長二年(1597年)に再建された桃山様式を伝える貴重な建物です。大阪は、坂の町、寺の町、神社の町でもあります。

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渋谷ゆう子 ウィーンフィルの哲学 至高の楽団はなぜ経営母体を持たないのか NHK出版新書/読了・・・・・・・世界最高峰のオーケストラ、ウィーンフィルの歴史と実態に迫った会心のルポ。漠然と知っていた歴史の中でのウィーンフィルの誕生秘話も面白いし、歴史の中での必然だったのでしょうか。さらに、コロナ禍での日本公演実現にもあるように、常に世界の先頭を走る姿勢も明らかになっています。ウィーンフィルだけが特別と言われることがよくわかります。

2023年2月26日 (日)

関西フィルハーモニー管弦楽団第334回定期演奏会 2/25

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昨日2月25日は、お知り合いからお誘いをいただいて、関西フィルハーモニー管弦楽団の第334回定期演奏会を聞きました。

関西フィルは1970年頃にヴィエール室内合奏団として発足して以来、1980年代には定期会員になるなど、何かと聞く機会が多い楽団です。

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福島にある会場のザ・シンフォニーホールです。「残響2秒」というコンセプトで1982年に開館したこのホールもすでに40年を越えました。

福島界隈を歩くのも久しぶりのことで、JRの大阪新線の工事の様子や、それに伴う町並みの改変等、以前と比べて様変わりしている一角には驚きました。

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演奏されたのは、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番とラヴェルのバレエ音楽「ダフニスとクロエ」の全曲です。とてもセンスが感じられるナイスな選曲ですね。

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ピアノのペーター・ヤブロンスキーです。ペーター?って思いましたが、NHKではピョートル乃至ペートルという表記になっていたかと思いますが。

第一楽章の導入から、輝かしい音と卓越した切れの良いピアノで、演奏効果が高いプロコフィエフの協奏曲を盛り上げました。この曲の代表的な名演であるアルゲリッチの演奏を彷彿とさせました。

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後半は、トルトゥリエの指揮でダフニスとクロエでした。トルトゥリエ、懐かしいお名前です。この人の父は、著名なチェリストで、何枚もその演奏のレコードやCDを持っています。

この日のダフニスは、繊細さと色彩の妙を持ち合わせた音の洪水とでもいいのでしょうか、煌々しい演奏でした。この曲は、組曲では聞くことがありますが、全曲を聞くことができるとは稀有なことですね。とても良い時間を過ごすことが出来ました。

2023年2月25日 (土)

天王寺界隈散策 四天王寺 2/6

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2月6日は天王寺界隈を散策し、大阪市内の歴史の故地を訪ねていました。天王寺で外せないのは、やはり四天王寺でしょうか。西門、立派な石の鳥居がありました。その向こうに四天王寺の伽藍が見えます。

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四天王寺の伽藍に近づきました。四天王寺の伽藍配置は、四天王寺様式と言われる「塔⇒金堂⇒講堂」が一直線に並んだ独特のものです。法隆寺や薬師寺の伽藍配置を思い浮かべるとその違いが明らかです。

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四天王寺の近くにある堀越神社です。素通りしようと思ったのですが、その由来などを読むと大変面白かったです。「一生に一度だけ、願いを叶えてくれる」、そういう霊験があるそうです。もったいないので、今回はお参りはせずに、やはり素通りしてしまいました。

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一心寺の関連施設があり、そこを覗くと「大坂の陣 史跡散歩案内」とあります。中へ入ると、大阪の陣に関するビデオが流されていて、色々資料が置いてありました。茶臼山といい、四天王寺といい、大阪の陣の激戦地でもありました。

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鯨統一郎 テレビドラマは永遠に 女子大生桜川東子の推理 光文社文庫/読了・・・・・・・・「森へ抜ける道」という名前のバーのカウンターで繰り広げられる会話で綴られる推理小説ではあるものの、謎解きよりもマスターはじめ、客とのハチャメチャな会話が面白く、ついつい話に引き込まれてしまいます。鯨君、絶好調の一冊でした。今回のテーマは、テレビドラマでした。謎解きはたいして面白くありませんので、ご注意を。

2023年2月24日 (金)

東儀賞受賞記念演奏会2023 2/23

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昨日2月23日は、全日本学生音楽コンクール優勝者による東儀賞受賞記念演奏会2023というコンサートを聞きました。

東儀賞というのは、音楽教育家であった東儀祐二氏を顕彰するために設けられ、全日本学生音楽コンクールで優勝者した若手ヴァイオリニストに贈られるものです。今回はその演奏会です。

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会場は、京橋駅から歩いて5分ほどのところにあるいずみホールです。パイプオルガンがすぐそこに見えるバルコニー席へ座りました。上から覗き込むとオーケストラの動きがよく見えて、そうした視覚からも音楽の動きがよくわかり、楽しみました。

オーケストラは、千里フィルハーモニア・大阪、指揮は東京芸大学長だった澤和樹さんでした。

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優勝者三人、双子の中学生姉妹、そして東京芸大在学中の青年によって演奏されたのは、プロコフィエフ、ブルッフ、そしてチャイコフスキーの楽曲でした。いずれも卓越した技巧によって見事に演奏されました。

彼女、彼のもとに本物の天才が降臨して、将来大きな花となって我々に素晴らしい演奏を届けてくれることを願うばかりです。

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畠中恵 わが殿 下 文春文庫/読了・・・・・・・・幕末の越前大野藩では、藩内の鉱山を復活させ借財10万両を返済したばかりでなく、地元の名産品を大阪で売るための店「大野屋」を設立するとともに、これを全国展開するために千石船を複数所有して運用するという破格の活動をしていました。これは、その中心人物となった内山七郎衛門とその殿、土井利忠公の物語です。面白かった。

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