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2014年11月26日 (水)

伊予鉄のブレーキ操作を見習え

Img_2958先日、伊予鉄道に乗車した時、停車時の運転士のブレーキの掛け方をつぶさに見ていた。停止位置直前で、ブレーキを全放にして滑るように停車位置に停めていた。完全に停車した後、今度はブレーキをマックスでかけて、そして車掌が扉を開けるという連携である。したがって、停車時の急ブレーキによる衝撃が皆無で実に快適だった。

Img_2959昨今のJRの通勤電車の運転士のように、できるだけ速度を落とさずホームに入線し、ブレーキをかけるタイミングが遅いものだから、停車位置に停めるのにも必死で、最後はかなりの衝撃を伴って停車するというのを繰り返している。もう少し、乗り心地の悪さを解消してほしいものだ。

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伊予鉄道」カテゴリの記事

コメント

 伊予鉄のこの電車は、元京王5000系の715でしょうか?HSC-D発電制動併用電磁直通ブレーキだともいますが、同じ種車がある一畑で9月20・21日に体験運転をしてきました。鉄道車輌の運転で一番奥が深いのは何と言ってもブレーキでしょう。30tを超える鉄の塊を停車目標通りに雨の日も雪の日も空いているときも通勤通学ラッシュの時もピタッと正確に、しかも衝動なく止めるのには職人技が必要だと思います。昔からよく言われているは「階段緩め」操作でしょう。これは、ブレーキを掛けて、低速域になると、鋳鉄制輪子だった昔は急に摩擦係数が増してつんのめるようなショックとなってしまうので、速度の低下に合わせて段階的に緩め操作を行う必要があり、階段緩めという操作が基本だったとのことです。我太呂さんが経験された伊予鉄の停止直前全放状態は減速時のGを完全に感じさせない超絶テクニックの持ち主だったのではないかと思います。車輪の回転が止まるや否や、ブレーキを掛けて勾配時の転動を図るというのも、お客様の安全と乗り心地の両立を第一に考えた運転操作。最近の運転士さんにはなかなかうまい!と思わせる運転がないように感じます。

モハシさん、こんにちは。
まさに貴兄が言われるような停車方法です。
以前は阪神、阪急でもごく普通に対応されていたように思います。
実際、阪急では運転士のすご技を見ながらかぶりつきで見ていた記憶があります。
最近の乱暴なブレーキの掛け方には大いに不満です。

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