兵庫芸術文化センター管弦楽団 リハーサル スダーン指揮

今日は、まったく自分の趣味のためだけに休みを取って(多分初めてのこと・・・・都合よく忘れているだけという指摘もある。)、兵庫芸術文化センター管弦楽団の定期演奏会前のリハーサルの見学に行ってきた。午前10時半からのリハで、曲目はシューマンの交響曲第２番(マーラー編曲版)である。

先ず第１楽章が通しで演奏され、その後、冒頭部分について、多分、呼吸をするように始めなさいという指示、さらに中間部のアタックをはっきりさせた方が良いという指示かと思うが、それだけチェックして、第２楽章に進んだ。ここでは大きな手直しがなく、指揮者とコンマス、チェロの1プルの間で少し話が交わされ、第3楽章では、ヴィオラだけを少し分奏させただけ。その後、最終楽章までスムーズに進み、11時20分には練習は終わってしまった。

各楽章の切れ目で拍手でも起こるかと思っていたら、５００人ほどのお客さんも慣れているのか、ずっと息を詰めていただけだった。それだけに会場は緊張感が漂い、本番とは違った空気が流れていた。それにしても、これはよいものを体験した。今まで毎回の定期演奏会の前にこのリハーサル見学があるのは知っていたが、もっと早くから参加すべきだった。