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2016年5月22日 (日)

アンサンブル・フリー第23回演奏会

Img_7165梅田の沖縄料理店でランチをして、阪神尼崎のアルカイックホールに駆け付けた。本日は、アンサンブル・フリーの第23回演奏会である。最近、日本人の若手作曲家に作品を委嘱するなど新しい展開を見せているが、本日も、三好真亜沙、助川舞といった女性作曲家の作品を取り上げてプログラム構成されている。会場のアルカイックホール。

Img_7166そのほかには、マーラーの交響曲第10番とシベリウスの交響曲第7番という渋いラインナップで揃えられている。マーラーもシベリウスの曲もあまりなじみがないので演奏云々については語れないが、演奏を聴きながら、交響曲の終焉ということを考えていた。

Img_7170マーラーもシベリウスも、時代を代表する交響曲作家であることは間違いないし、多分自身もそれを深く意識していたと思われる。調性音楽から無調音楽へ変わろうとする音楽世界の中で、交響曲の終焉を誰がどの作品で仕切るかということも考えられていたのではないだろうか。

Img_7168そうした時、マーラーは健康的な問題もあって10番のシンフォニーが完成できるかどうかという不安、シベリウスは交響曲の構成すら変えてしまって7番に至っては単一楽章で交響曲とするまで行ってしまったわけで、ある意味交響曲の終焉を自身で決着させたという意識もあったのでは。この2曲が本日並んでいるのはそういう意味でも意義がある。また、それらと日本人の初々しい作品が併せて演奏されたのも符合しているような気がする。

私見では、ショスタコーヴィチの15番最終楽章の刻むようなリズムの果てで音楽が終わるシーンが交響曲の終焉ではないかと思っている。

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