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2016年5月30日 (月)

我が名は鶴亭

Img_7241過日、三宮へ出て、神戸で一番の老舗イタリアンであるドンナロイヤでランチとした。値段は少々お高いものの、さすがに落ち着いた雰囲気と、客の扱いに大変満足した。

思い起こせば、35年ぶりの来店で、震災前はずっと南の大丸の近くだったように思う。高い天井は再現されていたが今の店のほうが調度類も洗練されているように感じた。

Jigyo160129さて、その後市立博物館で開催されていた「我が名は鶴亭」展を見た。今話題の伊藤若冲に影響を与えたとかいうことでその先進性はいかにというところか。

鶴亭(1722~85)は長崎に生まれた江戸中期の黄檗宗の僧で、25歳で還俗すると沈南蘋の弟子の熊斐の弟子になり、写生風の花鳥画を得意とした。池大雅や伊藤若冲にも影響を与えたといわれ、その画風の一端は確かに若冲にもみられる。

A0153490_2231368_2121d02e9755c2bc37c5b4172f6693cba_2さて、鶴亭の絵も特に牡丹図はまるでそこに実在するかのような存在感が素晴らしく、持ち帰りたいほどだった。展示されている鶴亭の作品は、良いものもあるが、なんだか評価に値しないなぁと思わせるものも混在していた。少し残念。そして一方、その時代の流れとして紹介されていた沈南蘋の獅子図、曾我蕭白の鷹図がまた素晴らしかった。

沈南蘋は初めて意識した見たが、上にある獅子の毛並みの滑らかさ、質感、獣としてのぬくもりは圧倒的な迫力があった。蕭白の鷹図も絵の勢いが感じられ、ほかの絵画を圧倒していた。やっぱり違いますよね。

Img_7253若冲は、襖絵の群鶏図が展示されていたがもうすでに墨色が薄れており、鑑賞には耐えられない作品だった。

全体に大変素晴らしい展覧会だったが、今から見たいと思う方がおられても29日に会期は終わっていますのであしからず。

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