浮世絵のこと 豊原國周
5月18日にアップした話題で、納屋を掃除していたら出てきた浮世絵のことをお知らせしていたかと思いますが、そのうちの一点を紹介します。出てきたのは、豊原國周 の浮世絵です。これは、武蔵という名前が右上に書かれているので、ひょっとしたらそういう名前の花魁のことかもしれませんね。
鉄道でいう、おいらん車 さながらの櫛が髪にこれでもかというくらい刺さっています。ツキジ大金というのは浮世絵の版元でしょうか。眺めていても、細かな描写に飽きることはありません。
ちょうど今、神戸市博物館では、ボストン美術館所蔵の国貞と国芳の浮世絵 を集めた展覧会が催されています。光にさらされるのが苦手な浮世絵ですから、今回の日本での公開のあとは数十年という単位でまた保管するということですので、お見逃しなくなく。
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