浮世絵ふたたび 片岡我當 市川團十郎
昨日の続き、出てきた浮世絵のルーツを訪ねている。ここにあるのは、豊原国周の作品で、まずは片岡我當の稲川である。これは、関取千両幟という話しで相撲を題材にした歌舞伎のもの。片岡我當は、書かれた明治中頃だと三代目ということになり、後に二代目に第九代仁左衛門が追贈されたため、第10代片岡仁左衛門となっている。意固地と負けん気が災いして九代目仁左衛門の襲名披露を台無しにしたことを気に病んで悶死したとある。
ついで、市川團十郎であるが、年代からみて名優と言われた九代目市川團十郎と思われる。明治以降の歌舞伎の隆盛に大きく貢献したということで、劇聖と言われ、単に九代目というとこの團十郎をさすほどとのこと。
このように少し歌舞伎の系譜をいくつか見てみたが、時代に翻弄され、また名跡を継いでいかなければならない環境にある人々の間では様々な葛藤があるようで、その中でそれぞれの人生が見え隠れしていました。
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