初めての祇園祭 山鉾巡行
昨日は、昼からコンサートの前に、ちょうどこの日が祇園祭の山鉾巡行の日ということもあり、そのことを調べていたら、9時に四条河原町を出発した鉾が、11時半頃には烏丸御池あたりに達するということを知り、天気もイマイチで鉄道の撮影もままならないので、これを見ることとした。山鉾の巡行、実際に動いているのを見たのはこれが初めてのことだった。
鉾はその中央から天をも突き刺すかのような高い柱が伸びていますが、さて、ビルの7階、8階、それくらいの高さはあったでしょうか。
そしてその歩みは、実にのんびり、優雅にというか、悠長な足取りで少しずつ進んでくる、そして、囃子のコンチキチンも迫ってくるのは静かな興奮を呼びますね。大きな鉾、かわいい山がゆっくりとした歩みでめを前を通り過ぎるのは、贅沢なパレードです。
この日は出発の時点で雨が降っていたので、多分そういうこともあって、多くの山や鉾にビニルが掛けられていたものと思いますが、そこが少し残念。
ところが烏丸御池を通り過ぎた先の交差点で長刀鉾の左折、いわゆる辻回しがうまくできなかったということで、続く鉾や山が足踏みしてしまいましたね。鉾は通り過ぎるときに、ギシッギシッと軋みが聞こえてくるし、そのたびに乗っている人が大きな波を打つのがわかるし、相当な老朽化が進んでいるようですね。
今まで、宵山、宵々山の賑わいは体験していて、その人出の多さに閉口したものだったが、巡行は、これは見る人がそんなに移動するわけではないので、じっと立って待っているということだけなら、鉄道の撮影と同じなのでそれほどの辛さは感じなかったですね。でも、大変蒸し暑かったし、来年も来るかどうかはわからんですね。
また、立っている周りの人の声は、外国語と東京弁が主で、これは地元の人が見に来る祭りなんでしょうかね。この日は19万人の沿道の人出ということでしたが、そのうち何割が京都の人なのか、そんなことも興味が沸きました。
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