国芳国貞展 神戸市立博物館
野暮用の合間を縫って、神戸市立博物館で開催されているボストン美術館所蔵「俺たちの国芳、私の国貞」展を見に行った。先日報告の様に、納屋の整理をしていて出てきた豊原国周の浮世絵以来、こういうのに興味が沸いています。神戸旧居留地に残る異人館、震災前はノザワの本社じゃなかったでしょうか。
博物館に入って所にあるポスターです。雰囲気ありますね。今回の展覧会はボストン美術館からやってきたものですが、もともと、浮世絵は日本ではそんなに長期に味わってどうこうしようと思って作ったものではなく、飽きたらほかの用途に転用しようとするくらいの価値しかなかったので使われている絵の具がそれほど耐久性のあるものではありません。
そのため、会場は作品の状態を少しでも維持するために室温を20度に設定し、照明もそんなに強くありません。ただ、今月中までは、近頃の展覧会にもみられるようになったストロボ無しで撮影オーケーです。オートフォーカスのピカッとするのも禁止ですのでご注意ください。今回の公開のあとは何十年も非公開になる作品ばかりです。
展示点数も多く、それぞれのカテゴリーにきっちり分けられていて、グループごとでのイメージも把握しやすいので、数多くの作品を見た割には疲れませんでしたよ。ただ、20度と寒いので、一枚上着が必要かも。
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