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2016年10月29日 (土)

兵庫芸術文化センター管弦楽団第91回定期演奏会

Img_8871 木枯らし一番が吹いたという今日、昼から西宮北口の芸文ホールで開催された兵庫芸術文化センター管弦楽団の第91回定期演奏会を聴きました。指揮は、アレクサンドル・ヴェデルニコフ、チェロは、アレクサンドル・クニャーゼフというメンバーです。
 
Img_8872 プログラムは、まず、チャイコフスキーのロココ風の主題による変奏曲、チェロは実に豊かな音響でホールを埋め尽くし、甘いメロディーは滔々と流すという素晴らしい出来でした。
ただ、しつこく拍手が続いたことで、ホンマに聴衆はそこまでわかってるんかという気分になり、最後はしらけましたけどね。
そこまで、素晴らしいチェロとは思えへんでぇ。
アンコールにパガニーニのカプリースから、さらにロココ風の最終楽章というサービスでした。
 
 
Img_8873 後半はショスタコーヴィチの交響曲第10番です。
この大変な緊張感に満ちた楽曲を、指揮者は実に丁寧に進めていくものですから、1時間近くの時間、身体が固まってしまったかのような印象で聴き続けました。
芸文オケでこれだけ集中して聞いたのも珍しいかもしれません。
素晴らしい時間を過ごすことができました。
アンコールに、チャイコフスキーの雪娘からのロマンティックな一曲。
 

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