酒都 広島・西条
今回の四国詣では、広島経由といういつもとは少し違ったコースで行きました。新幹線で広島に着いた後、特に何も思わず、山陽線に乗り換え、西条へ向かいました。少しだけ、EF67の動向を見ようという気持ちはあったのですが、タイミング悪く、西条駅で見ることはできませんでした。
それでも、駅前すぐに、このような酒蔵が並んでいる町の様子は、ある意味酒都と呼んでもいいかと思わせますね。特に、つやのあり、赤みが強い石見瓦に覆われた屋根と白壁が大変美しい酒蔵には魅了されます。白牡丹と西條鶴の酒蔵が隣同士で並んでいます。
また、その隣には、有名な賀茂鶴の蔵が並んでいます。賀茂鶴は蔵がその背後にも並び、大変大きな工場となっています。賀茂鶴も西条鶴も、鶴の字は濁らず、つると発音します。四国のお店へのお土産に西條鶴の濁り酒(原酒)を買いましたが、大変切れ口の旨い酒でした。
青木直己 幕末単身赴任 下級武士の食日記 ちくま文庫/読了・・・・・・・この本は幕末に生きた和歌山藩士の酒井伴四郎という人物が書き残した日記をもとに、当時の食生活を解き明かすとともに、時代の移ろいが彼の生活に影響する様子をまとめたもので、期待通りの素晴らしい内容にかなり集中して読み通してしまいました。江戸時代は、まともな食生活、米が滅多に食べられなかったとか、魚も年に一回くらいしか口に入らなかったというようなことを聞いて学びましたが、ここにあるように結構飽食の時代でもあったことがわかります。そうでないと江戸時代の人は、白米ばかり食べ続けて、脚気になる人が多いというようなことにはならなかったはずですからね。« 学園都市交響楽団第4回定期演奏会 | トップページ | 広島からフェリーで松山上陸へ »
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