甲南大学文化会交響楽団サマーコンサート2017
前々から気になっていた展示会、展覧会を回った後、昼から尼崎のアルカイックホールで開かれた甲南大学文化会交響楽団のサマーコンサート2017を聞きました。シューベルトの未完成とフランクの交響曲ニ短調という、サマーとはあまり関係なさそうなプログラムです。
指揮は、未完成が藤田葵生、フランクが浦壁柾人といずれも団内学生指揮者です。藤田さんは女性で、指揮棒も持たずに登場、正直どうなるものかと見ていましたが、しなやかな指からオーラのように音楽が楽員に伝わっていき、シューベルトの音楽が呼吸して生まれていく様子が伺え、ちょっと感動ものです。
後半の浦壁さんの指揮はずいぶん手慣れた感じで、オケもそれに応えて、心地よい響きを伝えてくれました。私はこの曲をフルトヴェングラーで心にしみ込ませたため、どうしても暗いニ短調の調べから離れられないのですが、一般には、今日の様に、後半になるほどあっけらかんとした演奏が多いようです。お客さんがイマイチ多くなかったのが残念でしたね。
佐藤信之 通勤電車の話し 東京・大阪、快適通勤のために 中公新書/読了・・・・・・・・・・東京と大阪の通勤事情を解析し、新たな鉄道の敷設や延伸について提案している。もう通勤という地獄から解放された小生であるが、それでもどちらかというと阪神間のなかはそんなにきつい通勤を経験するまでにはいたらなかった。郊外に延びた路線で、2時間もかけての通勤というのが今もあるようで、往復4時間も電車に揺られるなんぞ、其れこそ地獄ですね。いろいろと細かな数字を挙げて解説していますが、各人それぞれ、少しでも楽になるように時間帯をずらしたり、乗り換えの工夫をしたりしてるんだと思いますが、そういうのは数字には見えてきませんからね。
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