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2018年3月10日 (土)

兵庫芸術文化センター管弦楽団第104回定期演奏会

Image1_jpeg甲子園球場では、星野監督の追悼試合が行われているとか、そういう今日の午後、西宮北口の芸文ホールで行われる兵庫芸術文化センター管弦楽団の第104回定期演奏会を聴きました。当初、ヘスス・ロペス=コボスの指揮が予定されていましたが、今月2日に急逝されたという事で、代役にマティアス・バーメルトが出演です。本当に残念なことですね。

Image2_jpegさて、指揮者は変わりましたが、プログラムの変更はなく、マスネ、サン=サーンス、レスピーギの曲が並べられました。マスネの組曲「絵のような風景」は、小生はCDでもレコードでも持っていますが生演奏でというのは珍しいですね。とてもシャイな演奏で大満足です。続いて、サン=サーンスのチェロ協奏曲第1番ですが、何回か聞いているのか、フレーズの記憶があり、展開とかもわかっていたので楽しめました。チェロはルイジ・ピオヴァノ、とても優雅に響くチェロでした。

Image3_jpeg後半は、レスピーギの交響詩「ローマの噴水」、「ローマの祭り」でした。いずれも色彩感に富んでいる一方、指揮者は決して熱くならないという感じで、オーケストラもそれにこたえて、美しい音を出すことに集中しているかのようでした。バーメルト、CDも大変多く出しているのですが、ほとんどの作品は知られざる作曲家の作品というパターンで、商業主義的な場面への登場がない人のようです。まだまだ、未知の音楽家がたくさんいるものだと感心しきりの午後でした。

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