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2018年9月16日 (日)

兵庫芸術文化センター管弦楽団第108回定期演奏会

41787097_2160761930914803_587010359昨日、9月15日のことですが、

兵庫芸術センター管弦楽団の新しいシーズンが始まりました。この9月の定期演奏会は、いつも佐渡裕さんの指揮で始まります。今回は、ハイドンの大作、オラトリオ「天地創造」という事で、大変な期待をもって臨みました。独唱陣に、ソプラノ幸田浩子、テノール吉田浩之、バスにキュウ・ウォン・ハン、それに混成合唱団が組まれています。

天地創造は、演奏時間が110分ほどかかりますので、第一部終了時点で休憩が入りました。今回はいつもよりトイレの並びが多かったような。

41738497_2160761984248131_183166698天地創造は、ヘンデルのオラトリオのような劇的な効果を狙ったという箇所はなく、指揮者の前説で有ったようにハイドンらしい幸せな響きが始終聞こえてきます。特に幸田浩子さんの清潔な歌声が曲想にマッチしていました。

天地創造を聞いて、心身ともに浄化されたような気分になりましたので、終演後、このオーケストラの新しいメンバーとなられた方とすこしご縁をいただいたので、懇親と応援の意味を込めて一杯やってました。

51dxxc6ljsl__sx310_bo1204203200_浦久俊彦 悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト パガニーニ伝 新潮新書/読了・・・・・・・・・いろいろと謎に包まれた伝説を持つヴァイオリニストにして作曲家であるパガニーニの電機と言ってしまえばそれまですが、とにかく産業革命や時代が王侯貴族支配から民衆の力の台頭を迎えたころと相まって、現代のクラシック音楽の演奏スタイル、お客さんが入場料を支払って演奏会に行くという当たり前の形を確立していったすごい人物なんですね。大変読みやすい平易な文章で、しかも要点を押さえて書かれています。こういうのを筆力というのかもしれませんね。これは伝記ですから、事実からは余り逸脱できませんが、ナポレオン一族との確執のようなものは、ひょっとするとそれだけで壮大なドラマに書き上げられるかもしれませんね。

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