昨夜は、混声合唱団のホール・バルティカと相愛フィルの共演による演奏会で、マーラーの超大作交響曲第8番「千人の交響曲が演奏されるというので、大阪フェスティバルホールへ行ってきました。このような大曲は、一生に一度聞いておかないと、というくらいレアな楽曲のひとつですね。

マーラーのこの交響曲は、ずっと昔に建て替え前のフェスティバールで、朝比奈隆 大阪フィルの演奏会で取り上げられ、それ自体がひとつの事件でした。昨年でしたか、京都市交響楽団でも演奏されたようですが、オーケストラのメンバーの数、合唱団の規模、それにソリストも大勢必要ですから、滅多に演奏されることはないですね。今回は相愛大学の関係者だけでオーケストラを構成したそうですが、大したものですね。プロの演奏家も多く参加されているようです。
昨日は、このように、オーケストラが5管編成規模、弦楽器が15+14+11+10+9だった思いますが、さらに打楽器群、オルガン、ピアノ、チェレスタ、ハープなどなど110名ほど、合唱はざっと見たところで300名ほど、独唱が女性5人、男性が3人、さらに指揮者という編成で総勢420名くらいがステージに並びました。
音楽は、もう圧倒的なものでしたし、感想というものよりも、これはひとつの体験でしたね。
この一生に一度の体験の曲が、来月、また別のところで演奏されるとは、驚きの関西音楽界です。
北杜夫 茂吉彷徨 「たかはら」~「小園」時代 岩波現代文庫/読了・・・・・・・・・先日、北杜夫の著書で文庫化されるなどした著作で読んでいない何冊かがあるのがわかり、急ぎ調達した一冊です。4部作のうちの第3作に当たります。北杜夫が斉藤宗吉であり、その父親である斎藤茂吉を一貫して客観的な目と耳でみている事がわかります。かといって、決して冷たい視線ではなく、文学者としての側面を持っていることが文章からもにじみ出ています。その中から、育ちの良さというか、品が伺えるのも北杜夫ファンとしてはうれしい一冊でした。残る第4部を探し出して、どうしても読まなければなりません。
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