茅原狐塚古墳 かぎろひ歴史探訪
昨日のかぎろひ歴史探訪では、JR桜井線の沿線という事もあり、茅原狐塚古墳にも立ち寄ることができました。この古墳は、今年、4月19日の同じくかぎろひ歴史探訪で巻向遺跡へ行った帰りに電車の車窓から確認できたもので、主宰の方に問うたところご存じでなかったので調べていただいた次第です。
この古墳は、6世紀後半から7世紀にかけての築造とみられていますが、何と言ってもその特徴は巨大な石組にあると言えます。その規模は全長が17.3mで、玄室の長さ6m、幅2.6m、高さ3.2m、そして羨道部分の長さは11.3m、幅2.1mであることが判明しています。
玄室の中は、泥がたまっていて入ることはできませんが、裏側から覗くと、石棺のふたがふたつ並んでいるのがわかります。発掘調査では、木棺の存在も判明しているそうで、かなり大きな勢力の豪族のものではないかとの推測です。
畑の中にひっそりとこんなに大きな古墳が存在しているというのも、奈良、三輪の不思議ですね。
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