みちのくひとり旅 盛岡市内散策
11月16日は、13時半頃に盛岡に到着し、取りあえず荷物をホテルに預かってもらいました。そしてふと見ると、脇に自転車があるので、レンタサイクルできるかどうか確認し、これで市内を回ることとしました。先ず行ったのは、旧岩手銀行の建物です。これは東京駅を設計した辰野金吾の設計によるものです。煉瓦造りがいかにもそれらしいですね。
次に訪れたのは、啄木・賢治青春館です。これは、旧第九十銀行の建物を再活用したもので、この盛岡で青春の10年間を過ごした石川啄木と宮澤賢治の資料を展示しています。中にはカフェも併設されていて、憩いの空間になっていましたが、あっちこっちをまわりたいので、ざっと見学して次へ足を進めました。
さて、住宅街にも古い建物があり、これは先の建物がいずれも明治期のものだったのに対し、大正元年の建物という事です。見たとおり、消防署の火の見やぐらが建物の上にそそり立っていますね。今も現役の建物で、中には消防車が置かれているそうです。赤い屋根がいかにも盛岡という町に似合っているように思います。
最後に訪れたのは、お城の近くにある岩手県公会堂です。隣に岩手県庁がありますが、建設された昭和初期には、議会堂として利用されていたようです。建物のイメージはいかにも権威を感じさせるもので、大阪だと旧陸軍の建物が大阪城内に残っていますが、そんな感じですね。この日の夜はここでコンサートがあり、それを聴くこともこの旅行のミッションのひとつです。
とにかく短い時間で回らないと、16時頃には日が落ちるので、大急ぎでの盛岡市内散策でした。
さて、今日11/24は、昼と夜とダブルヘッダーでコンサートです。
さくらももこ あのころ 集英社文庫/読了・・・・・・・・・・・・・著者による小学生の頃の思い出をつづった一冊。どうも、三部作として他にも続きがあるようです。内容はそのまま、ちびまる子ちゃんのストーリーとして使えそうな、、、、ひょっとするとそういうことで放送されていたかもしれませんが、、、、ほのぼのとした話題です。ところが、その中に著者の常に冷めた視線が残されていますね。そういうところがこの人の文章の魅力でしょうか。
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