大阪フィルハーモニー交響楽団第527回定期演奏会
今日は、お知り合いのお誘いで、フェスティバルホールで開かれる大阪フィルハーモニー交響楽団の第527回定期演奏会を聞きました。新しく音楽監督に就任した尾高忠明さんの記念演奏会です。プログラムは藤倉大さんのレア・グラヴィティという曲と、マーラーの交響曲第9番です。藤倉氏の作品はともかく、マーラーは、この指揮者らしく、暗く陰鬱に沈むことはなく、あくまで日なたを歩くような、どこかほっこりする印象を受けました。特に2楽章は速いテンポで押しまくり、受けた印象は、お祭りのよう!でした。
尾高さん、前立せんがんが発覚し、音楽監督就任間もなく、治療のため長期離脱されるようです。前任の井上道義さんに続き、同じような展開となってしまいましたが、大阪フィルの音楽監督になると病気になるというジンクスだけと避けてもらいたいところですね。無事に回復されることをお祈りいたします。
立川談志 自伝 狂気ありて ちくま文庫/読了・・・・・・談志による3部作らしいですが、前作、前々作を読んでないので何とも言えませんが、この文章を読み限り、談志は天才ですね。記憶力の天才です。なんの資料も見ずに、これだけの物量を要する本を書けるというのは、もう以上です。特に映画、落語、人物の記憶力は尋常ではないのがわかります。それが別の言い方で、狂気になるのでしょうね。それを思うと凄みのある一冊でした。
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