かぎろひ歴史探訪 新緑の伊勢街道を行く
昨日、5月2日は、春のかぎろひ歴史探訪でした。朝10時に近鉄榛原駅に集合して伊勢街道を歩き始めます。駅前の商店街を抜けると、宗祐寺があります。ここは、このあたり、宇陀地区の総本山と言われるお寺です。境内に芭蕉の句碑がありました。そして街道ですから、このように道標があっちこっちに残っていました。
この季節、街道沿いの山裾は鮮やかな新緑の景色となります。そうした中、1時間ほどで葛神社というところへ到着しました。小高い丘の上に小さな社がありました。その先に、篠畑神社があり、そこは突然、伊勢神宮が出現したかのような空間でした。ここの本殿は伊勢神宮と同じ神明造り、伊勢の内宮の例に習った姿をしています。普通の神社とは違う厳かな雰囲気と格の違いを感じましたね。
お昼は、その近くのふれあい広場という空き地でいただき、先生の歴史講座もそこで。春の陽が暑いくらいでした。昼からは、宇陀川をせき止めた大野ダムの周囲を歩きます。ちょうど、ハハカノキやナンジャモンジャノキの花が咲き誇っており、それも楽しみながらの散策です。ダムを過ぎ、大野の里へ下りると、大野摩崖仏が出迎えてくれました。
今回は、ほぼ平坦なコースで歩くには楽でしたが、距離は15キロほどと、いつもよりたくさん歩いたようです。
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