関西文学散歩 信太山
昨日6月9日は、いつもお世話になっている奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の田中先生が講師をされるという事で、初めて関西文学散歩という集いに参加させていただきました。朝10時に阪和線北信太駅に集合です。ここで会費を払って資料をいただきます。
先ずは近くの信太森葛葉稲荷神社へ向かいます。ここが本日の主題となる葛の葉の物語の中心地です。「恋しくば 訪ね来てみよ 和泉なる 信太の森の うらみ葛の葉」お芝居の芦屋道満大内鑑・葛の葉の子別れ、などなど、助けた狐が嫁入りするものの、成長した子供に狐と見破られ、信太の森へ泣く泣く帰っていくという、古くから伝えられた物語です。ここでは、狛犬ならぬお狐さんが迎えてくれます。
昼からは、とても立派な本殿を持つ聖神社を訪ねました。ここの本殿は1604年に豊臣秀頼により造替されたもので、さらに昨年の台風被害から修復されたところのようで、とてもきれいな檜皮葺の屋根、極彩色の塗装はものすごく目を引きます。
最後に熊野街道、現地では小栗街道と呼ばれる街道筋にある篠田(信太)王子跡と、小栗判官笠掛松と照手姫腰掛石という伝説の地を訪ねて、一日のコースを得ました。帰りには、久しぶりに難波のニューミュンヘン・南大使館へ立ち寄り、田中先生と裏メニュービールで喉を潤しました。
土屋武之 ここがすごい!東京メトロ 実感できる驚きポイント 交通新聞社新書/読了・・・・・・東京メトロ、かつての帝都高速度交通営団、営団地下鉄ですね、その歴史と現在の姿を各線別に紹介しています。実質的にJR以外で最も大きな鉄道会社ですから面白そうなところもいろいろありそうでした。東京は地下鉄を介しての相互乗り入れが濃密ですから、やってくる電車も様々ですね。この車両が地下鉄かどうか、皆さんそんな区別しながら乗ってるのかなぁ。関西からはなかなか実感できる話が少なかったのですが、大阪の地下鉄でこんな本が出ないものかと。
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