梅雨の中休みに摩耶から住吉へ歩く 後半
7月20日は梅雨の中休みで、JR摩耶駅から住吉まで歩きました。昨日の記事の様に、摩耶駅から二つの古墳などを巡り、おもに海に近い方を歩いてきました。さらに東へ向かうと、このあたりの特徴である酒蔵がいくつもあります。福寿の酒心館、白鶴記念館、菊正宗の記念館です。平日の午後でしたが、多くのお客さんでにぎわっていました。特に外国からのお客さんが多かったですね。
これは菊正宗酒造の本社建物です。そのわきに昨年末に立てられた加納治五郎生誕地の碑です。今年の大河ドラマ、いだてんで有名な加納治五郎が生まれたところですね。治五郎の母親が菊正宗の本家の出なのですね。タイミングを見ての建立だったのかもしれません。
住吉川まで出て、北上します。川の右岸には六甲ライナーが通っていて、時々ゴロゴロとしたタイヤの走行音が上から聞こえてきます。その高架下に谷崎潤一郎が夫人の松子と暮らしていた倚松庵があります。この建物で、名作「細雪」が執筆されています。但し、もともと建っていた場所はもう少し南側で、六甲ライナーの敷設に合わせて移転してきたものです。
さて、さらに、川に沿って上がっていくと東灘図書館があり、その中に住吉だんじり資料館があります。早速、覗いてみるととても大きく立派なだんじりが展示されていました。住吉の祭りの話しは聞いたことはありましたが、実際には見たことはありません。ビデオでの紹介もされていて、すこしだけ雰囲気を味わうことができました。JRを越える陸橋から住吉駅が見えてきました。この後、ちょいと買い物して帰りました。
鯨統一郎 ベルサイユの秘密 女子大生桜川東子の推理 光文社文庫/読了・・・・・・バーのカウンターで語られる推理話で事件を解決していくというお決まりのストーリー。安楽椅子探偵のバーカウンターバージョンでしょうか。今回は宝塚歌劇をモチーフにした4つのストーリーです。ここに、久しぶりに読んだ絶好調の鯨くんの本がありました。
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