五色塚古墳と小壺古墳
10月7日は山陽電車の復刻塗装車両の撮影に出かけたのですが、霞ヶ丘駅付近での待ち時間を利用して久しぶりに五色塚古墳を訪れました。この古墳は全長194mの兵庫県下最大の前方後円墳で、現在では築造当時の姿に復元されています。年末年始を除いて無休、事務所にパンフレットも置かれていて見学の利便性が図られています。こういう古墳、なかなか他にはないですね。
古墳の墳丘に上がってみました。広々とした前方部から後円部を見てもその雄大な印象に変わりはありません。また、後円部の頂上に登ってみると明石海峡を借景に素晴らしい風景が展開しています。全国的に見てもこんな雄大な風景がついてくる古墳はそうないのではないでしょうか。
古墳の脇には四角い基壇のようなものがいくつかありました。当時は何かが建っていたのでしょうか。この古墳は前方部にあると推定される埋葬施設の発掘が行われていないとのことで、将来的に調査が進むといいですね。
五色塚古墳の西側には寄り添うように小壺古墳があります。おそらく陪塚なのでしょう。とてもきれいな円錐形で、こちらもきれいに整備されていました。木々が密集して荘厳な雰囲気を醸している古墳もそれはそれでいいですが、海に面した古墳はこれくらいあっけらかんとした軽やかな姿のほうが似合っているように思います。
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