お正月は阪堺線の旧型車両
お正月3ヶ日は阪堺電車の旧型車両が走るので、これを毎年撮りに行ってます。今年も3日となった昨日、カメラを片手に出かけてしまいました。先ず、みんなが集まる住吉大社の前に行きましたが、すさまじい人出で、とてもとても落ち着いて撮影できるような感じではありません。とりあえずやってきた166号を撮影してから南へ移動です。
細井川、安立町を経てプラプラ歩いていると割りとすぐにあびこ道まで到着します。安立町を過ぎたあたりで、水玉模様?雲形の模様の164号がやってきました。さらに162号がやってきました。164号は折り返さずに車庫に入ってしまったようなので、撮影できてラッキーでした。
しばらくすると天王寺駅前から折り返してきた166号が来ました。このグリーンとクリームのラインは古い路面電車の塗装にもデザインされている基本形のひとつですね。下で紹介する本にもよく登場していました。
166号はあびこ道ですぐに折り返し天王寺駅前まで行くので、これに乗車しました。昭和3年製造、定期運行している日本最古参の電車の1両です。天王寺到着後、近くのビルのデッキの上からその発車風景を撮りました。発車する場所は日本一の高層ビル、あべのハルカスの隣です。
J.ウォーリー・ヒギンズ 続 秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本 光文社新書/読了・・・・・・前作の写真集が大好評だったようで続編ができたようです。60年前の日本の様子を素晴らしいカラー写真で残してくれていたアメリカ人撮り鉄さんの記録です。写真というのは白黒でもそれなりの迫力がいいのですが、情報量という点ではカラーのほうが断然です。このような歴史的な写真がカラーで記録されたことは大切な宝物ですね。ほとんど消えた締まった鉄道、車両、町の姿ですが、中には今も現役で走る車輛や建物が写っていると、それが現役であることに感動してしまいます。それにしても何でも撮っておくものですね。1600円という価格は絶対安い。
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