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2020年1月17日 (金)

芸文オケリハーサル ベートーヴェン ピアノ協奏曲ニ長調

1月17日、阪神淡路大震災から25年目の朝を迎えました。あの日のことは忘れません。

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さて、昨日1月16日は午後から西宮北口の芸文ホールで兵庫芸術文化センター管弦楽団のリハーサルを見学しました。曲目はベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲をベートーヴェン自身が編曲したピアノ版のものです。滅多にコンサートに掛けられることのない珍しい楽曲です。

指揮は佐渡裕さん、ピアノは菊池洋子さんです。リハーサルは午後3時から開始され、途中20分の休憩をはさんで午後5時前まで続けられました。いつもよりずいぶん長い時間の公開リハーサルでした。

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確か、この演奏はレコードで持っていたはずと、家に帰って調べてみたらダニエル・バレンボイムがイギリス室内管弦楽団を弾き振り、ピアノを演奏しながら指揮するものですが、そういう一枚がありました。タイトルにはベートーヴェンのピアノ協奏曲第6番と題されています。

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この協奏曲のカデンツァはヴァイオリン協奏曲のものの転用ではなく、ベートーヴェンが独自に作ったものです。それがティンパニとの協調があったりして、とてもユニークでおもしろかったです。

佐渡さんから、ヴァイオリニストのクレーメルがヴァイオリン協奏曲を演奏するときはこのピアノ協奏曲版のカデンツァを使うという話しがありましたので、家に帰って手持ちのカセットテープの録音を調べると、1987年のベルリン芸術週間の演奏がありました。聞いてみるとさらにクレーメルが編曲したカデンツァが用いられていました。(指揮はなんとアルノンクール)もう一枚、1975年にクレーメルが弾いた演奏がありましたが、これは後日聞いて確かめたいと思います。

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