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2020年2月10日 (月)

樹フィルハーモニー管弦楽団第6回定期演奏会

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昨日2月9日は、堺市に新しく出来たフェニーチェ堺というホールで開かれた樹フィルの第6回定期演奏会を聞きました。南海高野線の堺東駅が最も近いターミナルでしょうか。ここへ来る前にせっかくなので、百舌鳥古墳群のいくつかを回っていましたので、此処へ到着するまでに9キロほど歩いていました。

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新しいホールの中です。左右に膨らんだホール客席は前後のピッチが広く取られていて、ゆったりと座れて快適でした。大きなホールですから、満席とはならなかったのは仕方ないですね。管楽器と弦楽器のバランスもとてもすっきり聞こえてきますし、コントラバスの旋律線もくっきり聞こえてきて、ホールの音響は好印象です。

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さて、昨日はベートーヴェンの交響曲第2番とマーラーの交響曲第1番というプログラムでした。いずれも躍動感あふれ、生き生きとした演奏が繰り広げられました。特に管楽器群はここでほしいと思う音色が届いていて、とてもよい演奏でした。マーラー(珍しい花の章付きでした)は指揮者が表現したい音楽が手に取るように伝わってくる熱い演奏でした。指揮は大阪フィルオーボエ奏者の大森悠さん。

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仁徳陵の方から歩いてくると、ランチをするところがなくて困りました。ホールを通り過ぎたところでようやく見つけた豚骨ラーメン屋さん。分厚いチャーシューが3枚も乗っていてお得でした。

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吉田秀和 クライバー、チェリビダッケ、バーンスタイン 河出文庫/読了・・・・・・・・・著者がその当時高い人気を誇った3人の指揮者が取り上げられて、その演奏の特徴を解説した一冊。それぞれ、音楽に対してのアプローチが全く違う三人ですが、クライバー、チェリビダッケはまさに孤高の芸術、バーンスタインは自分の後継者をしっかりと作りましたね。チェリピタッケはあまり好かない指揮者なのでほとんど聞くことはありません。クライバーは遺した録音も限られていることから、多分そのほとんどを一度は聴いています。バーンスタインは、好きでも嫌いでもないのですがなぜか距離を置いていたので、これを機会に聞き直してみようかと思っています。

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