薬師寺護摩焚き神事 3/25
3月25日は、いつもの生駒での野暮用を終えて、薬師寺へ向かいました。府県境を越えて奈良県に入ったことを伝えたお知り合いの方から、薬師寺で護摩焚き神事があるというので、これは行かねばなりません。近鉄西ノ京駅で落合い、薬師寺へ入ります。時間になり、山伏姿の方々が入場、熱心な祈祷が続きます。
祈祷の文言を読み上げたり、結界の四方に矢を打ち上げたりと、いろいろな儀式がありました。護摩焚きを見るのは2回めですが、他所で見たのはもう何十年も前のことなので、何があったか忘れてしまいました。
小一時間ほどの儀式が終わり、ようやく点火です。最初はなかなか火が付きませんでしたが、煙が上がりだすと一気に火勢が上がります。
火勢はどんどん強くなっていきます。燃え上がると炎は竜巻状になって上だけでなく横へも靡きます。結界の中には山伏の大将のような人がいて、祈祷の関係からでしょうか、動くことができません。係りの人が覆いを掛けに急いで寄り添います。そこまでせんでもいいのにと思いますが、そういうものなのでしょうね。私は少し離れたところからの見物です。とても良いものを魅せてもらったというのが感想です。
風野真知雄 喧嘩旗本 勝小吉事件帖 やっとおさらば座敷牢 祥伝社文庫/読了・・・・・・・・・・・・・・・・・・これで多分このシリーズは終わりです。座敷牢に入っていた勝小吉が許されて座敷牢を出たのですから。しかし、勝小吉には強烈な個性がありますね。ホンマにこんな人だったのだろうかと、その生涯を調べてみると、こんなものじゃなかったというのがわかりました。破天荒というか、めちゃくちゃエネルギーが高かった人という印象です。子母沢寛の『父子鷹』に海舟ともども親子の生涯が書かれているそうなので、そのうちに読んでみようかと思っています。
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