薬師寺の春 3/25
3月25日は、薬師寺での護摩焚き神事を見ることができましたが、それ以外の時間を利用して境内を散策しました。薬師寺というと、なんといっても「凍れる音楽」と呼ばれた東塔です。解体修理を終えて、その美しい姿を再び現していました。
大きな建物は、1976年再建の金堂と2003年再建の大講堂です。1960年代以降、名物管長として知られた高田好胤(たかだこういん)さんが中心となった写経勧進による白鳳伽藍復興事業が進められてきた成果ですね。
境内のなかに薄墨桜があって、近く満開を迎える頃合いでした。天気が良かったので、花が映えます。境内の伽藍配置も参考に貼っておきましょう。拝観料1100円です。
帰りは近くの西ノ京駅からになります。ちょうど、12200系の吉野連絡特急がやってきて、その後、橿原神宮前に向かって発車していきました。
風野真知雄 罰当て侍 最後の赤穂浪士 寺坂吉右衛門 祥伝社文庫/読了・・・・・・・・・・・赤穂浪士は四十七士と言われていますが、切腹したのは四十六人です。直接の藩士ではなく、陪臣だった寺坂吉右衛門は足軽という身分もあり、また、大石からの指示もあり、お預かりにならなかったという史実があります。その藩士の人生を描いた長編かと思ったら、意外にそうでもなかったです。面白い小説として読めば楽しめました。しかし、これで、寺坂吉右衛門という人にまたまた興味を持ってしまいました。
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