「私の奈良、大和路」~かぎろひ歴史探訪から~ 写真展に向けて 13
コロナ禍の影響で今年6月に開催を予定していた大阪阿波座にある音響喫茶「長楽庵」さんでの写真展が中止(または延期)となりました。写真の準備もしていたのですが、まだ候補の絞り込みにまでは進んでいなかったので、あえて今のうちに少しずつ紹介していこうと思います。
なお写真は、主に2015年から参加させていただいている奈良歩き、かぎろひ歴史探訪で訪れた奈良、大和路の風景です。
2019年も多くの石仏にお会いしています。このお地蔵さんは天理の長楽寺近くにあったものです。大きな耳、目の周りの深い彫り込み、たっぷりとした衣の様子など、一般的なお地蔵さんスタイルとは一線を画しています。本当の所はわかりませんが、ずっと古い時代の方のように感じますがいかがでしょうか。
日本酒発祥の地とされる正暦寺からの帰り、和邇町まで下りてきたところにあった六地蔵さんです。六地蔵は、仏教の全ての生命は6種の世界に生まれ変わりを繰り返すとする六道輪廻の思想に基づき、六道のそれぞれを6種の地蔵が救うとする説から生まれたものということです。ほんまのことなら、ありがたいことです。
正暦寺の南大門跡にあった泣き笑い地蔵さんです。無表情なお顔が多い地蔵さんですが、このお二人の地蔵さんの表情が面白いですね。さて。どちらが泣いて、どちらが笑っているのでしょうか。
6月には近鉄電車の撮影によく訪れている大福駅から歩き始めています。大福駅のずっと南にある稚桜人者へ向かう途中にある炉辺のお地蔵さんです。そのふくよかな姿と石から浮き出したボリウム感は安らぎを感じるものでした。
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