近鉄、新しい鮮魚列車「伊勢志摩お魚図鑑」
6月11日は、久し振りの奈良歩き、かぎろひ歴史探訪があるので、雨が予想されるものの朝早くから出かけました。近鉄鶴橋駅で待っていると、反対側のホームに新しい鮮魚列車「伊勢志摩お魚図鑑」を連結した編成がやってきました。撮影したのは初めてのことです。そうした中、朝の10両編成の宇治山田行特急が出発していきました。
さらに待つほど10分ほどしてやってきた8時57分発松阪行き快速急行は、なんと先頭に伊勢志摩お魚図鑑を組み入れた編成、それが上本町から折り返してきました。先頭車両は貸切ですから乗ることはできませんが、連結部から覗くと魚を入れたトロ箱を入れておくための青いケースが見えました。
近鉄大和八木駅に到着しました。ここで特急に追い越されるので、しばらく停車します。そこで思う存分撮影できますから、側面を撮影します。描かれているのは、伊勢エビ、イサギ、クロマグロ、アカハタ、カサゴ、ヒラメ、カワハギ、アカアマダイ、マダコ、アジ、サヨリ、カジキ、カツオ、トラフグ、ケンサキイカです。
さらに続きます。カマス、マンボウ、コロダイ、イワシ、イシガレイ、ヨシエビ、メバル、クロダイ、カンパチが描かれています。また、先頭へ回ります。先頭には、マダイとイサギが描かれていました。さぁ、集合場所へ向かいましょうか。
田中小実昌 ほのぼの路線バスの旅 中公文庫/読了・・・・・・・・・・・・別に用事あるわけでもないけれど、バスに乗りたいから乗ってどこかへ行こうという、その発想は内田百閒の阿房列車にも通じる精神が本編に流れています。なにせ、ふらりと東京から乗ったバスを乗り継ぎ、東海道~山陽道、さらに九州縦断の旅へ出かけてしまうという話しですから。実際には、完走するまでに20年の歳月を要しているわけですが、そこには執着というような粘っこい神経はありません。特に理由もなく続けていたということになるでしょうか。ひょうひょうとしたコミさんの顔が浮かびつつ、読書とバス旅を楽しませていただきました。
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