奈良国立博物館 よみがえる正倉院宝物
近鉄奈良駅から奈良国立博物館へ向かう道です。ほとんど人を見かけません。こんなことが有るのでしょうか。昨年、いや、今年の初めくらいまでは、人、人、人でごった返していましたね。全く静かになった奈良公園界隈です。
今や、人よりもその存在感を増しているのは奈良の鹿たちです。カメラを向けると、しっかりと真正面から見据えてきます。弱い鹿は固まって何やら相談しているのでしょうか。なぜか角が生えた牡鹿を多く見かけました。
奈良国立博物館前まで来ました。この辺りにも鹿が多く強いました。彼らは必死に生えたばかりの草を食べていました。すでに短くなった草ですが、食べられるギリギリの長さまで食い尽くすのでしょうね。ただ、この時期、一日でずいぶんと草丈がのびるから、大丈夫なのでしょう。博物館前の池には蓮が聞いていました。
奈良国立博物館では、正倉院宝物の「再現模造による天平の技」と題して、当時の材料と技術もあわせて復元し、忠実に再現された宝物が展示されていました。いわば本物よりも本物らしい宝物ですね。その素晴らしさは、今から1300年前の当時の宝物の姿を今に見せてくれていました。まさに価値ある展覧会でした。
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