梅雨明け直前の随心院(ずいしんいん) 7/30
梅雨明け直前の7月30日は、いつもの奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の方々をご案内し、山科界隈を歩きました。醍醐寺へ行った後、朱雀天皇陵、醍醐天皇陵を経て、随心院へやってきました。ここは小野氏ゆかりの地で、小野小町の歌碑もありました。
表書院だったと思いますが、菊のご紋が付いた長持や輿が置かれていました。ここは門跡寺院でもあるからです。一方、最近は独自のキャラクターを作ったりして多くの方に知ってもらいたいという活動もされているようです。とても派手ながら、細部まで丁寧な仕上げの境内図を見ることができました。
さて、お誘いした方々が何気に本堂の前に集まっておられました。緑に包まれた庭園を見下ろす位置に本堂の広縁があり、そこへ行くと何やら不思議な感覚に覆われました。蝉の声以外聞こえるものはありません。そこだけ時間がゆっくり流れているようで、知らず知らず心が落ち着くのを感じました。何とも不思議な体験をしました。屋根から落ちた雨水が苔の中に吸い込まれた跡も美しい。
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