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2020年10月19日 (月)

かぎろひ歴史探訪 室生寺 瞻(セン)・直・瞰の美、五重塔

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昨日10月18日は秋の奈良歩き、かぎろひ歴史探訪で室生寺へ行きました。じつは室生寺、初めてでした。東海自然歩道が荒れているので、近鉄室生口大野駅からバスで向かいます。今日は室生寺だけということで、あまり歩くことは無いのかなと思いましたが、、、、、、、

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バスで到着してすぐに室生寺の入り口を通り越してその先にある龍穴神社へ向かいます。この神社はその創建が室生寺より古いといわれる古社で、雨乞いの神様です。うっそうとした杉の大木があたりを圧しています。

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次に龍穴神社の背後の山にある龍穴を見に行きます。山に大きく開いた穴があり、ここが龍穴のようです。その前を流れる川が滝のように流れていました。ここまでだけでも、ずいぶん歩いています。

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室生寺に入りました。室生寺と言えば五重塔です。本日のサブテーマの「瞻(セン)・直・瞰の美、五重塔 」はこの五重塔を見ることです。すなわち、瞻は見上げる、直は正面に見る、瞰はみおろすということです。このように視点を変えていろいろな見方ができる五重塔はここ室生寺だけのようです。瀟洒な五重塔は風景の中に凛とした姿を見せていました。

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五重塔へ行くまでにもずいぶん階段を登っていたのですが、ここからさらに400段の石段を登って奥の院を目指します。登るほどに階段は急になり、息を弾ませながら奥の院に到着しました。

今日は室生寺だけということでそれほど歩かないのかなと思っていましたが、階段も含めてこれはこれでかなりハードな歴史探訪となりました。室生寺は本堂や金堂、弥勒堂などの建物もいいですが、数多くそそり立つ杉の大木も魅了されました。

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葉室麟 風の軍師 黒田官兵衛 講談社文庫/読了・・・・・・・・・・・・・先に読んだ葉室麟の風渡るで描かれた黒田官兵衛の続編というか完成編でしょうか。秀吉が没して関ヶ原の戦い、その後官兵衛の最後までの時間を辿った物語になっています。従来の戦国時代を扱った小説にさらにキリシタンの勃興という支点を加えた展開が面白かったですね。歴史の裏で活躍した黒田官兵衛の謀略という面白さが話しを下支えしています。

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