寝屋川の古墳を巡る 11/14 その3
11月14日は、寝屋川市内の古墳や古跡を巡り、昼からはさらに足を延ばして高宮廃寺跡へ行きました。ここは白鳳時代に創建され、室町、鎌倉時代に隆盛を誇った河内地域随一の大きな寺院であったことが推定されています。木々の間に、東塔、西塔、講堂、金堂などの基壇の跡が残されています。ひなびた風情がまことに廃寺跡にふさわしい場所でした。
寝屋川市内を横断するように第二京阪道路が走っています。その道路のトンネルになった部分の上に、工事で見つかった高宮遺跡の様子を再現しています。そこからの景色は大阪方面を一望できて大変見通しの良いものでした。
高宮廃寺跡からUターンするようにJR線のほうへもどるところに忍陵神社があります。昭和9年の室戸台風で崩壊した社殿を移築する際の工事で見つかったのが忍岡古墳です。現在は覆屋が建てられ丁寧に保管されています。竪穴式の石室を間近に見ることが出来ます。このような丁寧かつ完全な縦穴式石室はほかに見たことがありません。
最後はプラプラ歩いてJR忍岡駅に戻りました。駅前には数件の立ち飲み屋さんもあって、ザックバランな駅前風景がありました。この日はそれらを横目に見て、まっすぐ帰宅しました。
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