« 近鉄西大寺駅 エキナカの電車展望カフェ | トップページ | 2020年総決算 何をしたか、しなかったか »

2020年12月30日 (水)

最近のCDから 伝説の指揮者たちの名演奏

01_20201230071901

12月26日は今年最後の漁盤に出かけました。最近は宗教音楽やバロックを選ぶことが多かったのですが、今回はかつての名指揮者による鉄板の演奏を中心に持ち帰りました。

02_20201230071901

フルトヴェングラーが1954年8月24日にスイスのルツェルンで行われた音楽祭で指揮した最後の第九の演奏です。独唱もシュヴアルツコップ、カヴェルティ、ヘフリガー、エーデルマンと粒ぞろいですし、なにせ録音が素晴らしいです。これだけ見事なフルトヴェングラーの録音は聞いたことがありません。そして、演奏の前に、フルトヴェングラーがこの曲について語っているのです。フルトヴェングラーの肉声というのも珍しいですね。スイス放送協会の録音。演奏はじっくりと音楽に接しつつ、力のこもった素晴らしい出来であったことは言うまでもないです。

03_20201230071901

次はクナッパーツブッシュがウィーンフィルを指揮したブルックナーの交響曲第5番です。この演奏は音楽を聴き始めたころに当時の廉価盤レコードを購入し愛聴していたものです。それをCDでも聞いてみたいと思ったのですが、なぜか生々しさが減って、こちらへ音楽が届くパワーが少し足らなくなった印象でした。

06_20201230071901

またまたブルックナーですが、これはカール・シューリヒトがシュトゥットガルト放送交響楽団を指揮した交響曲第4番「ロマンティック」です。録音は1955年4月5日。まだ聞いていないのでこれからの愉しみとしたいです。シューリヒトというとブルックナーの交響曲第8番の名演奏が忘れられないですから期待大です。

04_20201230071901

今度はベートーヴェンで、ロヴロ・フォン・マタチッチがスイスのローザンヌ室内管弦楽団を指揮した1982年12月6日のライブから交響曲第6番「田園」と9つのメヌエットです。解説のU氏はオケのメンバーが少ないことから田園での力不足を嘆いていますが、決してそんなことのないガラの大きな演奏で、しかも旋律線がきれいに浮かび上がってくる秀逸な出来栄えではなかろうかと思います。9つのメヌエットはウィットに富んだ楽しい音楽になっています。

05_20201230071901 07_20201230071901

最後の、ピエール・モントゥの指揮での2アイテムです。一つはフランス国立管弦楽団を指揮したベートーヴェンの2番、チャイコフスキーの5番、プロコフィエフの1番、ストラヴィンスキーのペトルーシュカ、リムスキー・コルサコフの金鶏という欲張った内容の2枚組、もう一つは、NDR北ドイツ放送交響楽団を指揮したベートーヴェンの2番と4番です。モントゥはあまり聞いたことがないので、これらを聴いて年末から正月にかけて勉強ですね。

そのほかにスイトナー指揮シュターツカペレ・ベルリンのベートーヴェンの2番と序曲集、マイケル・ティルソン・トマス指揮サンフランシスコ交響楽団のベートーヴェンの交響曲第3番も連れ帰っています。

51ix6ch2d5l_sx345_bo1204203200_

葉室麟 大獄 西郷青嵐腑 文春文庫/読了・・・・・・・薩摩の藩主、島津斉彬に見いだされてから、さまざまの変遷、島流しにあってそこから赦免で鹿児島へ戻るまでの西郷の青春期を描いた一冊です。とても丁寧な書き方と、大久保一蔵との人生の絡み合いとその後の二人の行く末を示唆する文章の流れに思わずうなってしまいます。人間西郷が出来上がる過程をじっくり味わうことが出来ました。このふたり、西郷と大久保がいまだに自分たちが何者であるのかを知らないうちにこの本のストーリーは終わってしまいました。余韻が残る一冊です。

« 近鉄西大寺駅 エキナカの電車展望カフェ | トップページ | 2020年総決算 何をしたか、しなかったか »

最近のCD」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 近鉄西大寺駅 エキナカの電車展望カフェ | トップページ | 2020年総決算 何をしたか、しなかったか »

2024年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

カテゴリー