初散歩 国鉄旧瓦林踏切跡
1月3日は今年の初散歩として西宮市内を歩きました。JRさくら夙川駅から西宮戎神社、さらに西宮北口界隈からJR甲子園口駅の近くへ来ました。甲子園口駅の西側にはかつて瓦林踏切がありました。今は地下道に代わってしまいました。昔のそのあたりを撮った小生の写真にも給水塔の向こうに踏切が写っています。
ネットのアーカイブ資料から、瓦林踏切の写真を紹介します。車も通行できる、このあたりとしては大きな踏切で、踏切警手が常駐していました。子供のころ、夏休みの早朝などはここへきて列車の通過をよく見ていたものです。ブルートレインを初めて見たのもこの踏切でのことでした。この瓦林踏切も、付近に高架橋が出来た関係で1971年3月20日に廃止されてしまいました。
一枚目の写真の左下隅にも写っていますが、ここに阪神電車の文字が入った区界標識が残っています。これはかつてここを国鉄線に並行して走っていた阪神武庫川線からの延長線があった証拠の遺物です。複々線の国鉄線路の南側にもう一本線路があったのです。今のJRの区界標識はこんな感じです。
阪神武庫川線の延長線の名残りとしては、JR線の南側にある石垣の上に少し幅があるのが分かります。さらに甲子園口駅まで来ると駅の東側にあるのがえらく高いところにある駐輪場です。この駐輪場こそは阪神電車武庫川線が延伸したときに計画された阪神甲子園口駅の敷地であるとのこと、実現されていたら面白かったでしょうね。
山本功次 江戸美人捕り物帳 入舟長屋のおみわ 幻冬舎時代小説文庫/読了・・・・・・・・・特に内容に関係なく、著者が好みなので読んだという一冊かな。シリーズ化される感じでもなく、読んでみれば普通の江戸時代ミステリーでした。著者の略歴に、以前は関西の鉄道会社に勤務とあったのですが、この本ではそれがかがれていませんね。60歳になられたのを機会に退職されたのかもしれませんね。そうするとこれからますます著作数が増えてくるとなると、これは楽しみです。「大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう」のシリーズが楽しみです。
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