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2021年2月23日 (火)

泉州を貫く軌跡 ~阪和電鉄全通90周年記念~

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池上曽根遺跡を散策した後、その南側にある大阪府立弥生文化博物館を訪れました。ここで、泉州を貫く軌跡 ~阪和電鉄全通90周年記念~と題する展示会が開かれています。阪和電鉄は、1926年に設立され、1930年6月に天王寺-東和歌山(現在の和歌山)が全通したものの、1940年に南海電車と合併、さらに1944年に国に戦時買収され、国鉄阪和線になった鉄道です。現在のJR阪和線にあたります。

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阪和鉄道の天王寺駅と東和歌山駅の写真です。天王寺駅に和歌山まで45分という当時の超特急電車の走りを伝えています。また、上の芝の住宅地開発、和歌山への釣りを誘う看板、ミカン狩り、ハイキングなど鉄道を利用した多角的な集客への努力がうかがえます。また、東和歌山駅のほうも、駅前の路面電車、バス、タクシーなど時代を感じる交通機関が並んでいます。

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当時の阪和鉄道の車両です。前2両は電車ですが、後ろの3両は客車です。和歌山で切り離して紀勢線方面へ連絡する特急列車なのかもしれません。展示は、阪和鉄道の創立から年代順にとても丁寧な説明文と展示品によって、綿密に内容が表現されています。文章も簡略ながら、十分な説明をしています。大変レベルの高い展示方法ですね。

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これは、開通当時の宣伝ビラや案内図です。新聞広告と思しきものには、建設にかかわった企業も名前を連ねていて、今日にも同じようなものを見ることがあります。また、和歌山付近を手前に書いた沿線鳥瞰図も見ものです。砂川付近にはかなり大きな規模の遊園地があったのでしょうか。また、紀勢線沿いにいくつも内部へ走る私鉄があったことが分かります。

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この新聞記事は、阪和鉄道が南海と合併して南海山手線という名称に代わったことを伝えています。時代の流れがここにも押し寄せていました。そして、現在の阪和線に通じる国鉄時代の運行表示板などです。そのほか、鉄道模型があったりと、とても見どころの多い充実した鉄道展でした。3月28日まで。

展示会の解説ビデオはこちらから(3編あります) ⇒  ★1               

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千田嘉博 城郭考古学の冒険 幻冬舎新書/読了・・・・・・・・・・お城ブームという。お城のイメージとしては石垣、天守、そういったものですが、著者はそのようなイメージ以外の姿の中世のお城にも目を向けてほしいと訴えます。また、選挙や観光の目的で、学術的な視点以外でお城の再建や宣伝に使わないように警告します。お城の研究に考古学的視点を求めることと、土塁や門、その他の遺構も大切にして、日本のお城の実態を知ってほしいといいます。さらに奈良大学に勤める著者が奈良県内のお城の保存状態に警鐘を鳴らしています。奈良というと古代から奈良時代までのイメージなのですが、当然それ以降の時代も大切にしようということです。当然のことですけれど。

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