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2021年4月17日 (土)

かぎろひ歴史探訪 平城の郊外に山城を辿る 4/15

4月15日は春の奈良歩き、かぎろひ歴史探訪で京都府の一番南のあたり、京田辺市界隈を歩きました。

近鉄三山木駅⇒寿寶寺(十一面千手観音)⇒同志社大学(継体天皇筒城宮跡)⇒田辺天神山遺跡(弥生遺跡)⇒大御堂観音寺(国宝十一面観音)・歴史講座⇒光照寺と南山城跡⇒山崎神社⇒佐牙神社⇒三山木廃寺跡⇒近鉄宮津駅

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今回、いろいろと印象的な場所がありましたが、まず注目は寿寶寺で拝観した十一面千手観音です。三山木駅から東へ数百メートル行ったところにそのお寺がありました。

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この十一面千手観音(写真はネットから拝借)は、平安時代中期の作で重要文化財。本日のコースの最後に訪れる佐牙神社境内にあった恵日寺(廃仏毀釈で廃寺)から移されたものです。本当に千の手があったみたいです。像の高さは180cm、一木造りです。思わず頭を垂れる威厳がありました。

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菜の花の川沿いの道を歩いて到着したのが、大御堂観音寺(普賢寺)です。広い境内の散策も楽しめるところでした。

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観音寺の十一面観音(写真はネットから拝借)は、天平時代の木心乾漆作りで国宝です。乾漆の十一面観音で国宝に指定されているのは、この方と聖林寺の方のお二人なんですね。大きさは先の寿宝寺の方と同じくらいでしょうか。とても良いお顔をされていました。

★かぎろひ歴史探訪の写真は、ブログ内、左側のマイフォトにまとめてアップしています。

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葉室麟 いのちなりけり 文春文庫/読了・・・・・・・・今月発売される著者の「影ぞ、恋しき」の前篇だということで急きょ読んだ一冊です。時代は300年ほど前の忠臣蔵のころ。史実にはない話しですが、引き込まれて読み通してしまいました。さすがに葉室麟の作品です。この著者を知った時にはすでに亡くなられていたのが残念です。

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