暗(くらがり)峠 かぎろひ歴史探訪下見行 4/21
4月21日は、春の奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の下見に同行させていただき、奈良から大阪へ至る暗峠越えを歩いてきました。
近鉄生駒線南生駒駅⇒応願寺⇒石仏寺⇒阿弥陀石仏⇒万葉歌碑⇒暗峠⇒上の山地蔵石仏⇒弘法の水⇒芭蕉句碑⇒枚岡神社⇒近鉄枚岡駅
集合したのは南生駒駅のロータリーとは反対側。ここからは実は生駒山がきれいに見えるところです。駅から歩きだすと、ここから暗峠が始まりますよ~という看板がありました。大きめの車は通ることができませんということです。峠らしい感じですね。
まず訪れたのは峠道の途中にある応願寺です。ここには、ひとの背丈ほどある大きな地蔵が安置されています。銘にある作者は伊行氏、鎌倉時代の東大寺再建で渡来した伊行末の子孫と考えられるとのこと。後で付け足したと思われる鼻は、まさにとってつけたといわれても仕方ないか。
そのあたりから、暗峠への道は急な登りへと変わってきました。気を抜くと転んでしまうほどの急な坂道です。アキレス腱が伸びる感じで登っていきます。
梶よう子 赤い風 文春文庫/読了・・・・・現在の埼玉県入間市と所沢市にまたがる三富新田(田というものの畑地です)の開発にかかわった人々の悲喜こもごもを中心とし、当時の藩主である柳沢吉明(のちの柳沢吉保)の施策への取り組みなど、多視点からの展開が話を大きく膨らませています。そこには、最近、何かと読んでいる本に出てくる赤穂藩の討ち入りの話題も絡んで、時代背景がうまく取り込まれています。さすがの、梶よう子でした。
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