かぎろひ歴史探訪 海住山寺と恭仁京跡へ 4/4
4月4日は春の奈良歩き、かぎろひ歴史探訪で懐かしの恭仁京(くにきょう)を訪れました。まずは山の上にある海住山寺(かいじゅうせんじ)へ向かいます。その途中はとても急な坂で、かなり上ったと思う案内看板のあるところに、まだ800mとあります。上ったところから振り返ると、手前に恭仁京が、はるか向こうに奈良市街、遠く二上山、葛城山が見通せます。
海住山寺へ到着しました。このお寺は聖武天皇の勅願寺で、天平7年(735年)に創建されたとのこと。国宝の五重塔は一番下の階に裳階(もこし)と呼ばれるひさし上の屋根がついています。これは解体修理でもともと裳階がついていたことが分かり復元されたものです。鎌倉時代の文殊堂もきれいな姿でした。
さて、山から下りて恭仁京跡を目指します。このころから雨が降ってきました。しかし、雨に打たれた古京跡というのも風情があっていいですね。その都の後に作られた山城国分寺跡に残された七重塔の礎石の大きさに、恭仁京の壮大さを感じずにはいられませんでした。
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