暗(くらがり)峠 かぎろひ歴史探訪下見行 暗峠街道の花々 4/21
4月21日は、奈良から大阪への街道でもある暗峠越えをしました。その道沿いには春らしくさまざまな花が咲いて、急坂を上る我々を癒してくれました。旧家の門の脇に今を盛りと盛り上がっているのはモッコウバラです。
最初に訪れた応願寺の境内にあった花、最初はコデマリかなんかだろうと思っていたのですが、写真をよく見ると葉や茎の様子からアジサイのようです。いや、コデマリかな?オオデマリ?
道端にまとまって咲いていたのは、アヤメかショウブか、カキツバタか。その違いは以下のようなものなのですが、ここは庭先の花壇なので湿地ではありませんでした。したがって、アヤメなのでしょうか?
【アヤメ】花弁の根元が白と黄色、網目模様がある ⇒ 草原や乾燥地に育つ
【ハナショウブ】花弁の根元が白と黄色、模様なし ⇒ 湿地や湿原に育つ
【カキツバタ】花弁の根元が白一色で模様なし ⇒ 湿地や湿原に育つ
暗峠を越えて急な下り坂を降りていきます。その途中に、やや遅めになるでしょうか、八重桜が満開となっていました。奈良にはナラノヤエザクラという奈良市の花になっている品種がありますが、それとは違う、まぁ普通の八重桜でした。でも、きれいでしたよ。
大坂側の坂をずいぶん降りてきたところですが、谷あいにアオモミジが水面に映えていました。初夏を感じさせる目にも爽やかな色合いが印象的でした。
暗峠越えは急坂の連続でしたが、春めく季節を彩る花々や木々の緑にあふれた素敵な街道でした。
上田秀人 本懐 武士の覚悟 光文社時代小説文庫/読了・・・・・・武士がけじめをつけるときに、切腹という行為でその結末を閉じるということ、それがその人の人生、そしてその後の子孫にどう反映していくかという、かなり重い主題を何とも軽々と読ませる一冊。重厚な主題なのですが、実に読ませる本でした。上田秀人は初めて読みましたが、時代小説を多く手掛けている作家なのですね。まだまだ手を付けていない作家や作品があるようです。
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