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2021年6月24日 (木)

かぎろひ歴史探訪 「称徳陵、本当の所在地は」 6/10

6月10日は、春の奈良歩き、かぎろひ歴史探訪で、学園前からあやめ池を経て西大寺へと向かい、称徳天皇(孝謙天皇からの重祚)を偲ぶルートを歩きました。

近鉄奈良線学園前駅蛙股池あやめ池神社⇒三輪神社⇒菅原遺跡遠望⇒菖蒲上池畔⇒鷹塚山地蔵尊・鷹塚山権現⇒開基勝寶出土地⇒称徳天皇山荘跡⇒西大寺奥の院(法界躰性院)⇒鋳物師池跡⇒新池⇒野神神社⇒西大寺⇒近鉄西大寺駅

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朝10時に近鉄学園前駅に集合、出発です。学園前はさすがに大きな駅です。駅前のバスターミナルの様子などを見ると、近鉄線の駅でもとても洗練されているように思います。

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歩き始めてすぐに2つの美術館の前を通りました。ひとつは近鉄の創立50周年記念として1960年に建てられた大和文華館です。さらに住宅街を歩くと小さいながら近代日本画の逸品が集められた中野美術館がありました。

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中野美術館の前を道をやぶの中に入っていくと、あやめ池神社の裏手に出ました。江戸時代に菅原天満宮の境内社からのルーツとして創建された蛙股池の守護神です。

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そのあやめ池神社の前には、日本最古のダムとも言われるため池の蛙股池が広がります。先ほどの大和文華館、中野美術館もその池のほとりに建っています。池は名前の通り寺社建築における「蛙股」のような形をしています。

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強い日差しが注ぐ道ですが、ところどころで赤や青のアジサイが迎えてくれました。

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津本陽 小説 渋沢栄一 上 幻冬舎文庫/読了・・・・・・現在、日曜日の大河ドラマで取り上げられている渋沢栄一の物語をとりあえず読んでみようということで手に取った本です。上巻では、幕末から維新後、明治5年ほどまでの期間が取り上げられています。なんだか、渋沢栄一の年譜をかなり詳しく述べられているだけで、人物の活写がされておらず、人々の動きとして血が通っていない印象ですね。要は面白くないのです。少しがっかりの津本陽です。

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コメント

渋沢栄一については、城山三郎の小説「雄気堂々」などいかがでしょうか?

晩年の渋沢については、NHKラジオの「カルチャーラジオ 歴史再発見」(慶應義塾大学名誉教授:池井優)を聞いて、知ることが多くありました。
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=1927_01

単身赴任で東京在住時、飛鳥山の渋沢邸もよく散歩して行きましたが、そのときまで渋沢のことは知らなかったなぁ・・・

奈良の安田さん、コメントありがとうございます。
津本陽の本は、会話が極端に少なくて、調べた事実を羅列してあるとまでは言わないものの、味のない文章が続きます。
イマイチの本でも、最後まで読むことを信条としていますので、なんとか読み終えたいと思っています。
城山三郎の作品、そのうち探してみます。

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