かぎろひ歴史探訪 白毫寺 10/3

近鉄奈良駅⇒興福寺⇒植櫻楓之碑⇒春日参道⇒春日大社⇒奥の院道⇒新薬師寺⇒東山緑地公園⇒白毫寺⇒高畑の町並み⇒頭塔⇒酒蔵の清水通り⇒十輪院⇒ならまち格子の家⇒元興寺塔跡⇒近鉄奈良駅

白毫寺から下界へ降りてきて、今度はならまちのほうへ歩いていきます。その途中、写真家の入江泰吉さんの作品を多く収めた奈良市写真美術館の横を通りました。一度訪れたことがありますが、季節の良いときに散策を兼ねてもう一度来てみたいですね。

さらに進むと、十輪院と言うお寺がありました。本堂が国宝、その他にも重要文化財の磨崖仏(これがすごい)がある古刹ですが、背後の墓地の中に歌手の川島英吾さんのお墓があることでも知られています。ちょいと、お墓を拝んできましたよ。

順番は逆になりましたが、奈良まちの中に頭塔という奇観を呈する構造物がありました。奈良時代の僧玄昉の頭を埋めた墓との伝承があり、日本のピラミッドとも言われています。これはすごいものを見ましたね。

奈良まちには格子の家が似合います。京都とは少し空気感の違う歴史の重みを感じさせる町並みが魅力です。そんな町中に、元興寺の塔跡がありました。大きな礎石が並び、その大きさを残していますが、なんと江戸末期の1859年に焼失するまで、ここに塔があったとのこと。残っていてほしかったですね。という見どころの多い秋の奈良歩き、かぎろひ歴史探訪でした。