かぎろひ歴史探訪 中つ道を歩く 10/14
近鉄天理線前栽駅⇒中ツ道(橘街道)⇒万葉歌碑⇒幻の平等坊・岩室遺跡⇒事代主神社⇒山辺御県坐神社・妙観寺⇒田園と旧集落の道⇒星塚古墳⇒下ツ道⇒宮堂の請堤⇒近鉄橿原線ファミリー公園前駅
中つ道を歩きながらやってきたのは、延喜式にもある古社の山辺御県坐神社です。ここでは、重要文化財の十一面観音を拝観しました。神社に仏像?ですが、この神社の神宮寺であった妙観寺の仏像が安置されています。高さ229cmもあるスクッとした十一面観音さんでした。
境内に万葉歌碑がありました。達筆すぎてなかなか読めませんが、「飛ぶ鳥の明日香の郷を置きていなば 君のあたりは見えずかもおらむ」(平城遷都で明日香を離れていくと<君がおいでになったあたりが見えなくなってします、さびしいものだなぁ)
さて、さらに大和の盆地を歩きます。稲がたわわに実る風景もあれば、既に刈取りが終わった田もありました。刈り取られた稲わらもひとつの風景となっていました。
まさに稲の刈取りをしている田もあり、良い気候になったものだと感じました。実は、奈良盆地は、西日本最大の広さを持つ平野なのです。その中を一日歩き回り、大きさを実感した一日でもありました。
葉室麟 青嵐の坂 角川文庫/読了・・・・・・・・・・・扇野藩という架空の藩を舞台に、武士と商人の生きざまをストーリーとした作品。葉室麟にはこの扇野藩を舞台にした作品がいくつもあるようですが、たぶん初めて読んだものと思います。同じ藩を舞台にしながら、時代が異なるので登場人物も変わるそうです。さらに葉室麟の作品を読み進めたいものです。
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