かぎろひ歴史探訪 番外編 ～長岡京跡から竹の径と向日丘陵の古墳を歩く～ 2/24

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阪急西向日駅の西側には長岡京の発掘調査で明らかになった朝堂院跡が公園となって保存されています。下の写真の大きな緑の枠（回廊）の中にある左下の横長の建物、西第四堂の建物の基壇や左下に延びた楼閣の柱跡などがこの公園の中に再現されています。

さらに北へ５分ほど歩いて、大極殿跡へ来ました。ここは長岡京の政治中心です。そこには長岡京の記念碑が立ち、長岡京を紹介する大きなパネルがありました。大極殿は、上の施設配置図の中で上のほうにある小さな緑の枠（回廊）の中にある大きな建物です。

大極殿の公園の中には、長岡京建設で使われた礎石が残されていました。10年ほどで長岡京から平安京へ遷都され、長岡京の建物などほとんどの建築材は平安京でリサイクルされたため、遺物は極端に少なくなっています。公園の北端には再現された回廊が建てられていました。朝堂院跡から大極殿跡へ歩くと、都の中心部の広さを実感できました。

工藤直通　天皇陛下と鉄道　５代150年、お召列車の旅　交通新聞社新書／読了・・・・・・・関西ではあまり見る機会が無いお召列車ですが、その歴史と車両、その運用や設備などについてお召列車のすべてを紹介している一冊。とてもわかりやすい文章と興味を引く話満載でさらっと一日で読み通しました。中身にも適切な程度に写真が掲載されていて、編集も素晴らしいですね。

下の写真は、平成21年に天皇家一家がこどもの国を訪問されたときに撮られた写真で、これは最強のお召列車ですね。