蒸汽火車聲音 南国台湾に日本SLを見た! 最近のレコードから
先日、梅田のディスクユニオンで入手していた一枚のレコード。1976年12月に台湾鉄路で録音されたもともと日本の国鉄の蒸気機関車の音です。戦前に台湾に渡った蒸気機関車は、日本でそのドラフト音が消えた後も走り続けていました。表紙はCT270形式で日本のC57と同形。
レコードの裏表紙です。CK120形式は日本のC12と同形。手前に写っているのはDT580形式で日本の9600と同形です。ビンロウジュがあるところが台湾を感じさせます。また台湾の蒸気機関車にはカウキャッチャーがつけられています。
ジャケットの中に入っていた写真です。当時、台湾全島を周回する路線は高雄と台東の間の一部、花蓮と蘇澳の間でつながっていなかったことが分かります。しかも台東線は762mmのナローゲージだったのですね。この時代にタイムスリップしたい気分です。
ジャケットの中の写真をもう一枚、見ただけでわかるD51ですね。台湾ではDT650形式です。このほかにも、CT150⇒8620、CT250⇒C55が存在していたようです。
この録音は、写真にあるように蒸気機関車のキャブに38cmのオープンリールテープデッキを持ち込んで録音したものです。一番初めに台北駅のアナウンスから始まるのも異国情緒があって、日本での録音とは違う味わいです。少し高かったけど、いいものを入手できました。
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