かぎろひ歴史探訪 番外編 ~百舌鳥古墳群と環濠都市の名残り、利休と晶子も~ 6/2
JR阪和線百舌鳥駅 ⇒ 御廟山古墳 ⇒ いたすけ古墳 ⇒ 履中天皇陵古墳 ⇒ 七観音古墳 ⇒ 大仙公園・ランチ ⇒ 堺市博物館 ⇒ 百舌鳥古墳群ビジターセンター ⇒ 大仙古墳(仁徳天皇陵) ⇒ 仁徳天皇皇后磐之媛の万葉歌碑 ⇒ 熊野街道 ⇒ 南宗寺 ⇒ 堺環濠都市遺跡 ⇒ かん袋(くるみ餅) ⇒ 小島屋泰芳(芥子餅) ⇒ 住吉大社 ⇒ なんば ⇒ 反省会
6月2日はいつもの奈良歩き、かぎろひ歴史探訪の方々を奈良以外のところへ案内する番外編で堺を歩きました。仁徳天皇陵を過ぎて、堺の町中へ向かいます。そこでお寺が集中した地域に入り、南宗寺(なんしゅうじ)に到着しました。三好長慶がその父を弔うために創建したお寺で、大坂の陣で徳川家康が亡くなったとするお墓もあったりとミステリアスなところです。
南宗寺の南側には、かつての堺の町を守った環濠が残っています。堺はその自治を維持するために環濠に守られた環濠都市だったのです。今も土居川という水路が当時の姿を残しています。また、東側の一帯は阪神高速道路がその淵をなめるように建設されています。地図は左が北方向になります。
その環濠都市の中を歩きます。もう歩き疲れたので、くるみ餅で有名なかん袋さんへ来ました。くるみ餅というものの、胡桃が入っているわけではなく、餅を餡でくるんでいるのでくるみ餅です。その上にかき氷が乗った氷くるみ餅をいただきました。
そこから少し北へ歩くと芥子餅で有名な小島屋泰芳へ来ました。すこしお高いけど、お土産としてとても重宝するお菓子です。
予定では、利休の屋敷跡や与謝野晶子の生家跡をめぐるつもりでしたが、なぜか時間が足りなくなりました。それらはまた堺の港地区と合わせて計画することとしましょう。それで大阪へ戻ることとし、途中住吉大社へ寄りました。国宝の拝殿などがならぶ様子は壮観でした。最後は駆け足になりましたが、ご参加いただいた皆様、お疲れ様でした。
白蔵盈太 画境老人卍 葛飾北斎の数奇な日乗 文芸社文庫/読了・・・・・・・奇人変人の北斎のそばで修業を始めた露木常次郎(のちの露木為一)が見つめたその日常を小説仕立てにした一冊。娘のお栄も登場し、大変な有様になっていく様子が描かれています。登場人物が実在したひと達ばかりなので、実在感もあるし、時代の雰囲気も伝わります。この著者の作品、何冊か読みましたがとにかく読みやすいし視点が面白いですね。日乗は日常だと思うけど、何か意味があるのかなぁ、日乗って日記、日誌のことだけど、そういう仕立てにもなっていないし。
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