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2022年6月12日 (日)

兵庫芸術文化センター管弦楽団第134回定期演奏会 6/11

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6月11日は、昼から西宮北口の兵庫県立芸術文化センターで開かれた兵庫芸術文化センター管弦楽団の第134回定期演奏会を聞きました。ホールに向かう通路には来月開催されるオペラシリーズ、今年はプッチーニのラ・ボエームです。

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満席というわけにはいかないですが、コンサートの人出も以前のレベルに戻ってきています。町中の様子も、そこそこコロナ前に戻ってきているように思います。

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この日の指揮はこのオーケストラではおなじみの下野竜也さん、ピアニストは初めて登場する石井楓子さん。これから活躍が期待される実力派ということです。

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この日はオール・ショスタコーヴィチプログラムということで、ピアノ協奏曲第2番、そして交響曲第7番ハ長調「レニングラード」です。

ピアノ協奏曲は、軽妙な主題が展開する秀曲で親しみやすい反面、軽いタッチで早いパッセージを弾き切らないと音楽の形に成らない、かえって難しい曲であるかもしれません。それを見事に弾き切った石井さんのテクニックはすごいものでした。

交響曲第7番、90分近くにもなる大曲で演奏するほうも聞くほうも長時間の緊張を強いられます。第一楽章は早めのテンポで開始され、重厚な展開を見せます。リハーサルでの通しの演奏よりも輪郭線がくっきりと浮かび上がった印象があります。盛り上がりながらも冷静で静かな時間が過ぎて行ったのも、この音楽の所以でしょうか。芸文オケの定期演奏会の中でも、大変印象的なコンサートとなりました。

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