コレギウム・ヨハネス第19回演奏会 ヴェネツィアの森 7/10
昨日7月10日は、久しぶりとなるコレギウム・ヨハネスの演奏会を聞きました。今までも、バッハのマタイ受難曲やペルゴレージのスターバト・マーテルなど、バロックの名曲で感動的な演奏会を届けてくれた団体です。
今回は、「ヴェネツィアの森」と題して、グレゴリオ聖歌に始まり、モンテヴェルディ(1567-1643)の「宗教的、倫理的な森」とする宗教曲集から、さらにクローチェ、ビッキ、ガブリエリ、グランディという16~17世紀に活躍した作曲家の作品がプログラムに並びました。普段聞くことのない曲目ばかりです。
会場はJR西宮駅前のフレンテホール、初めて訪れたホールですが、天井が高く、合唱の響きも心地よく、これは近くにとても素敵なホールがあるのが分かりました。コロナ対策のため、椅子は一定の間隔をあけて配置されています。お客さんは80名ほどでしょうか、そこそこ入っているという感じです。
バッハ以前の時代の音楽ですから、普段見ることのないコルネット、バス・ヴィオール、キタローネなどの普段見ることのない楽器が並びます。それらの楽器は構造的なの音程が不安定なのは仕方ないですね。
そんななか、人の声とオルガンはしっかりとした音程をとっていました。だからこそ、教会音楽はそんな組み合わせが多いのでしょうね。楽器の発展の歴史も感じた演奏会でした。
さて、今日から2か月ぶりの四国詣でに出かけます。明日、明後日のブログ更新はお休みの予定です。
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