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2022年11月20日 (日)

兵庫芸術文化センター管弦楽団 第137回定期演奏会 11/19

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昨日11月19日は、西宮北口の芸文センターで開かれた兵庫芸術文化センター管弦楽団の第137回定期演奏会を聞きました。ホール近くのポプラ並木もいい感じに色づいてきていました。空も高いです。

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昨日は、待望の登場、カーチュン・ウォンの指揮、そしてロン・ティボー・クレスパン国際コンクール優勝の三浦謙司によるピアノという組み合わせです。今までも大興奮の演奏を届けてくれたカーチュン・ウォンに期待です。

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プログラムの最初、伊福部昭の作品の演奏でもう叩きのめされました。打楽器の連打と弦楽器のユニゾンという伊福部の世界を満喫しました。ところどころ、伊福部の他の作品で聞く旋律も顔を覗かせ、濃厚な民族色の音楽が展開されました。

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ピアノの三浦謙司は、このラフマニノフの豪快な音楽を強引に進めるのでなく、とてもピアノの美音を生かし切った、聞かせる音楽として披露していきました。歌うような旋律線がきれいでしたね。オーケストラとも常にコンタクトを取りながら協調性のある演奏でした。

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指揮のカーチュン・ウォンはシンガポール出身。世界的な活躍を始めていて、来年の秋からは日本フィルの首席指揮者にも就任するという。今回のバルトークの管弦楽のための協奏曲は、伊福部から連なる民謡という主題が貫かれています。この音楽もバルトークの故郷、ハンガリーを始め、ヨーロッパの民謡にその旋律のルーツが認められています。とても繊細で一つ一つの音に意味を持たせた素晴らしい演奏でした。

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